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2010年12月22日 (水)

万引き繰り返す高齢者

 毎日新聞(12/16)から、
 万引き事件を繰り返す高齢者の3分の2が「生き甲斐がない」と感じていることが警視庁の実態調査で分かった。万引き容疑で摘発される高齢者が10年で9倍以上に激増する中、こうした分析は初の試みだ。警視庁は「孤立感の解消が高齢者の再犯防止の鍵になる」とみて、事件で摘発された容疑者に就労を促すなど、社会参加への取り組みを充実させる方針だ。

 調査は4〜10月、東京都内で万引き(窃盗容疑)で摘発・補導された容疑者の取り調べなどの際、各警察署が実施した。6〜92歳の男女1070人から回答が得られた。65歳以上の高齢者は119人(初犯61人、再犯58人)だった。

 容疑者らに生き甲斐が何かを聞くと「なし」と答えた人の割合は年齢が上がるほど増える傾向にあり、再犯高齢者の「なし」は67・2%と飛び抜けて多く、次に多い「家族」(10・3%)を大きく上回った。初犯高齢者の「なし」は39・3%だった。再犯少年は23・5%、64歳以下の再犯成人は45・3%だった。

 「普段から相談できる人がいるか」という質問には、再犯高齢者の55・2%が「いない」と答え、事件を繰り返す背景に孤独な状況があることを窺わせた。再犯少年は18・8%、再犯成人は41・5%だった。

 警視庁によると、09年に都内で万引き事件で摘発・補導された1万4819人のうち高齢者は3110人と21%を占め、99年の336人(6%)から9倍以上増えた。3110人のうち、警察署の調査に回答した204人についてみると、72人(35・3%)が過去にも万引きで摘発されていた。

 万引きで摘発される高齢者の割合は全国的にも同じ傾向で、09年は10万5228人のうち25・7%が高齢者だった。

 警視庁幹部は今回の調査結果について「高齢者は、一度摘発されてもまた万引きしてしまう傾向がある。働いたりして生き甲斐を見つけてもらうことが万引き防止にもつながる」と指摘。摘発された高齢者に対し、警察署が行なう防犯活動や地域のボランティア活動への参加を促す考えだ。

《苦しい生活で、これといった生き甲斐を見出し得ない高齢者はいくらでもいる。だからといって彼ら彼女らが揃って万引きを始めたら堪ったものではない。だれでも1年過ぎれば1歳の加齢がある。だから「若さ」を誇り驕ったこともない。万引きをする老爺に老婆たち、若いころからの人生設計をどのように考え、歩んで来たのか。退職を目の前にしておろおろするのもそうだ、高齢を理由にした「甘え」を許すことは要らない。かくいう私も来る年は80歳になる。若いころから周りがどのように受け取ろうが「死ぬまで勉強」を口癖に生きてきた。万引きなどしている暇などない。》

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