09年 人口動態統計
毎日新聞(12/10)から、
09年中に第1子を産んだ4人に1人が結婚前に妊娠する「できちゃった婚」で、15〜19歳では8割に上ったことが9日、厚生労働省の人口動態統計特殊報告で分かった。第二次ベビーブーム期(71〜74年)以降に生まれた女性の約半数が30歳の時点で赤ちゃんを産んでいないことも判明。晩産化の一方、年齢が若いほど妊娠を機に結婚する割合が高いことが浮き彫りになった。
《町や家庭内に溢れるセックス関係の情報、幼い年ごろから目に触れ、耳にし、知らなくてもいい知識が情報が、どんどん低年層に浸透していく。性の目覚めが早まるのは社会の動きと言っていい。東京都知事・石原慎太郎が1人、なんとか歯止めをかけようともがいているが、チャタレー裁判の時代と違って「人間の劣情」で議論しても暖簾に腕押しで効き目がない時代に突入している。ここまで性モラルが失われる以前には、PTAなどでもお母様たちが悪書追放を叫んだこともあった。しかしその運動も女性の職場進出につれて難しいことは皆、学校に押し付けて、顧みられなくなったのが実態だ。》
《15〜19歳の妊娠とは、彼女らは皆未成年なのだ。15歳に至っては親の同意があっても婚姻は認められない年齢だ。人格形成も未熟な侭、頭でっかちの知識だけで興味と勢いに任せて妊娠に至る。これがまた、勢いに任せて離婚になる大きな要因だ。DVなどは後から付ける屁理屈に過ぎない。母子家庭になって生活が苦しい、子どもが可哀相だ援助が必要だ、手当が必要だ、もっとよこせ、となる。現政権も、前の政権から続くいろんなところへのバラまきでやっと人気を保ち、足りない予算は、紙くず同然の国際を刷って帳尻合わせをする。現在の日本の性道徳の乱れはとどまるところを知らない。》
特殊報告によると、「でき婚」は、統計を取り始めた95年は18・0%だったが徐々に増えて06年(25・6%)をピークにほぼ横這いとなり、09年は前年より0・2%減り、25・3%だった。09年の10代以外では、20〜24歳で6割、25〜29歳で2割、30歳以降で1割。
都道府県別では、沖縄38・2%が最も割合が高く、次いで佐賀33・3%、青森32・4%。低い県は滋賀21・6%、愛知22・2%、神奈川22・7%の順だった。
30歳までに子どもを産んでいない女性の割合は、53年生まれで18・0%。その後、年ごとに増加、73年生まれで51・0%と初めて半数を越え、79年生まれは53・9%に上った。
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