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2010年11月25日 (木)

犬も食わない話

 ダルビッシュという名のオスとサエコ(紗栄子)という名のメスがいた。その辺りをさまよう野良犬が、さかりのついたメス犬が放つフェロモンにおびき寄せられるように、オスはお決まりの行為に及び、3カ月経過した時にはメスのお腹にはすでに3カ月の胎児がいた。ご時世ということなのだろうが、人間社会で暮らす男と女が知り合ってから出産までにとる順序などお構いなしの、今風を行く若者同士のできごとだった。

 ダルビッシュというオスは野球選手だった。ある日、大観衆で一杯の観客の前で、メスのお腹に子がいることを恥ずかしげもなく宣言した。ふしだらが当たり前になった現在では、これをできちゃった婚とか、最近では図々しくも授かり婚と飾り立てるようだが、40〜50年前のできごとなら、結婚前の女が大衆の前でふしだらを曝け出されては、生きて行けず、自殺するしか逃げ場はなかったほどのことだ。しかし、それから数ヶ月、ダルビッシュと紗栄子は生まれた子を連れてハワイで晴れやかに式を挙げた。

 やっぱり、ということか。3年経った今年、2人目の子まで作ったのに、行きずりの衝動的な結びつきであったことを証明するように、すでに修復不可能と言われるまでに熱は冷め、他人のクソを拾い集めて生計を立てる芸能レポーターやメディアの格好の餌食になっている。ダルビッシュの大リーグ行きや、慰謝料、お互いの浮気や親権の話など、それこそどうでもいい。昔風に言えば、「夫婦喧嘩は犬も食わない」下世話なことだ。

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