保育料滞納に差し押さえ(埼玉県越谷市)
毎日新聞(11/18)から、
《09年度は全国でどれだけの滞納額になっているのか想像するのも恐ろしいが、07年度には65億円と発表されていた(参照 「話題 二つ」 07/05 )。現在、日本の世の中は、「不況だから」や「苦しい、苦しい」がエクスキューズで当然のような風潮だ。そして一方では、風潮に便乗して払えるのに払わない自分さえ良ければそれでいいと考える、社会性に欠けた見下げ果てた滞納者もいるのだ。》
越谷市は17日、支払い能力があっても納付しない保育所保育料の滞納者に対し、児童福祉法第56条(滞納処分)による財産差し押さえの手続きに今月末までに着手すると、発表した。
現在、市は公立・私立保育所(32カ所・児童数3014人)の保育料を徴収しているが、累積滞納額は09年度で約1億262万円に及び、毎年1100万円ずつ増えているという。
滞納処分の対象は、滞納額が50万円以上で、8月以降も支払いに応じない31世帯。1世帯当たりの平均滞納額は約70万円で、このうち4世帯は100万円以上ときう。
市は近日中に特別催告書を31世帯に郵送。納付に応じない場合、資産や給与の差し押さえを実施する。市担当者は、「自主財源と市民負担の公平性を保つため、滞納処分の実施に踏み切ることにしたと話す。
《悪質滞納者がいる当該保育所は全児童の保護者家庭に公表すればいい。それが原因で子どもが爪弾きやいじめにあっても無責任親の自業自得だ。甘えを許さない態度こそ必要なことではないのか。》
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