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2010年9月18日 (土)

沖縄県の女子中学生乱暴事件

 毎日新聞(9/18)から、要約と、《 》内は私見。
 08年5月6日、京都府舞鶴市で起こった高1少女殺人事件をブログで取り上げた時、最後に少女にも、母親にも決して同情しない、と書いた。同じことを今回も書くことになる。

 沖縄県警豊見城署は17日、14歳の女子中学生に乱暴したとして、同県那覇市と豊見城市の無職少年2人(ともに19歳)を集団準強姦容疑で3日に逮捕したと発表した。女子中学生は事件後、自殺している。

《長年生きてきたが不肖浅学の身、準強姦なる言葉を知らなかった。強姦との違いは何か。
 強姦  ‥ 暴力や脅迫をもって反抗を封じて犯すこと
 準強姦 ‥ 心神喪失や抗うことができない状態にして犯すこと(睡眠薬や泥酔状態時)。》

 逮捕容疑は、2人は共謀して7月11日午前7時半から午前10時10分ごろの間に、豊見城市の公園内の公衆トイレで、酒を飲んで泥酔状態の県南部の女子中学生(14)に乱暴したとしている。那覇市の少年は容疑を認めているが、豊見城市の少年は「合意のうえだった」と否認しているという。

 同署によると、3人を含む別の10代の男女7人の計10人は、11日午前5時ごろから公園に集まり酒(泡盛など)を飲み始めた。10人は複数のグループの集まりで、少年2人と女子中学生に面識はなかったという。

《午前5時ころから公園に集まる、とは前夜からそこに屯していたのか、早朝抜け出したのか、いずれにしても母親は子どもがその時間に、家にいないことに気がついていない。また、気になったので他紙やインターネット上の同事件を拾って見たが、いずれも記載がなく、父親の影すら感じられない。どうやらこの少女も母子家庭で母親の保護下では放任されていたように見受けられる。14歳の女が早朝から酒を浴び、泥酔して公衆トイレで転がっていても母親は知らないのだ。》

《地元の教育委員会によると、女子中学生は事件のあった翌々日の13日に自殺した、それでも母親はわが子が家にいないことに気づかず、娘が死ぬ前に打ち明けていた姉から聞かされて初めて事件を知り、慌てて15日になって同署へ通報し、事件が発覚した始末だ。同署は遺書の有無は明らかにしておらず、事件と自殺の因果関係は不明としている。》

 母親は同署を通じ「中学生の少女に意識が朦朧とするまで酒を飲ませ、卑劣な行為をするような者は絶対に許せません。私たち家族はまだ娘を失った悲しみから抜け出せずにいます」とのコメントを発表した。

《娘がこの世にいなくなってから文句を言っても遅かろう。酒も飲まされたのか自ら飲んだのか分からない。また、トイレに入ったのも当初は介抱目的の補助行為であったかも知れない。娘が生きているうちに、夜遊びや早朝に抜けだし、家にいないことに気がつくような保護監督責任の気配りをしていれば、泣かずにすんだのだ。私にはこの母子に対し、鬼と言われようが、一滴の涙も流す気は起らない。》
 

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コメント

被害少女は早朝から飲んでいたグループに入っていたわけではないでしょう?

「3人を含む別の10代の男女7人の計10人は」というのは報道とは違うのでは?

報道では、逮捕された2人は、他の男女7人と共に飲んでいたはずです。

被害少女は部活に向かう登校途中に拉致されるなどして飲まされたのではないですか?

投稿: カワイミミ | 2011年5月28日 (土) 07時45分

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