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2010年8月 2日 (月)

続・職場のいじめ

 職場のいじめ 08/07

 毎日新聞(8/1)から、要約と、《 》内は私見。
 《上は丁度2年前、毎日新聞に掲載された記事からの要約だ。読み返してみて、今日の記事の内容は、2年前と何も変わっていない。個別の労働局・神奈川労働局(厚生労働省の出先機関、横浜市)が独自調査を行い、公表するのは慰霊のことだというが、やってることは2年前と同じことだ。相変わらず数字を弄っているだけで進歩の跡が見られない。いじめがあるのなら、幼稚園じゃあるまい、小学生でもあるまい大人の世界のことだ、なくするために社員は問題を提起し、企業と具体的な対処をどのように進めてきたのか来なかったのか、追究してこそ調査の意味があるのだが、その根本的な事には触れず、『相談者が訴えた内容について職場などに確認はしていない、相談者に悪影響があってはならないからだ』と逃げている。年ごとに、データだけ拾い集めて数字を並べるだけでは何も解決はしない。ただ、同局は10月に県と共催の労務担当者向けセミナーを開き、今回の結果資料を配布し、注意を促す予定のようだ。》

 労働省によると、全国の「いじめ・嫌がらせ」の相談は08年度に約3万2000件と5年前の2・8倍になった。神奈川県では03年度の668件から、08年度は3倍超の2249件に急増した。いじめの実態を把握するため、神奈川県労働局は昨年5〜6月に調査を行い、県内14カ所の労働相談コーナーに訪れた111人から回答を得た。

 衣料品販売店のパート女性は「店長が自分だけをを執拗に注意し、担当外の仕事も押し付けてきた」と相談を寄せた。店長からは「お前は気が強く、何かあったらすぐ言い返す。言われた通りにすればいいんだ」などと怒鳴られ、精神的に不調になったという。

《店長の言い分を聞かずには判断は難しい。ほかの人間も相談者には見えないところで執拗に注意されているかも知れず、また、「一つことだけをやっていればいい」との条件で採用されたのかどうかも分からない。時には、咄嗟にほかの仕事も複合的にこなさなければならない状況も発生することがあっても普通のことだ。「精神的な不調」は反抗的なこの女性の働きぶりに、店長にも同じように精神的な不調を抱え込ませているかも知れないのだ。》

 また、社会福祉法人の正規職員の女性は「上司が業務をきちんと理解しておらず、自分の方が専門知識があるため煙たがられ、いじめられる」という。

《他人が評価して、上司と相談者の女性との専門知識の優劣をどのように見るのか、本人の思い上がりと言うこともある、対峠してみなければ分からないことだ。しかし、それ以上に上司を蔑むこの女性の姿勢や態度は、必ず回りに悪影響を及ぼしていることだろう。そしてその姿は、上司にもはっきりと映っているものだ。》

 相談者は女性が68人(61%)と多く、年齢別では36〜45歳の働き盛りが目立った。職種では正社員が57人と過半数を占めた。同局は「職場で立場が弱いとされるパート・アルバイト、期間契約社員、派遣労働者からの相談が多いと予測していたが、正社員が多数を占め意外だった」と話す。

 「加害者」(複数解答)は、上司が99人、同僚20人、部下2人。取引先や派遣先も1人。被害内容(同)では、「ののしる・怒鳴る・威嚇する」が59人と突出。次いで「誹謗・中傷」40人、「侮辱」28人。「無視・仲間はずれ」24人などだった。

 いじめについて「会社に相談しない」と答えた人は63人で、その理由(複数回答)は「いじめを行っているのが経営者のため相談できない」(24人)、「相談をしても会社は何もしてくれないから」(17人)が多く、経営陣の意識が変わらないと解決が難しい様子がうかがえる。また、会社にいじめの相談窓口があるのは30人にとどまる。

 同労働局は「経営陣や上司は『自分のやっていることがいじめになっていないか』と考えてみて欲しい。今回の調査が、そのきっかけになれば」と反している。

《まとめも2年前と同じことをいうだけだ。》

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