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2010年6月21日 (月)

野球賭博がなぜいけなの

 あぶく銭を手にすることの嫌いな私は宝くじを買ったこともない。ただ年賀状だけは籤付きも混じるが、当たっても自分のものにはならない。

 このところ頻りにメディアを賑わす相撲界の野球賭博、私には何故いけないことなのか、よく理解できない。宝籤も、サッカー籤(文科省がらみ)も、競馬(年に2回の天皇の名を冠した賞さえあるが)、競輪、競艇、オートレース、パチンコもみな同じ賭博(ギャンブル)ではないのか。なぜ、やっていい賭博といけない賭博があるのか。

【賭博】とは金銭や品物などの財物を賭けて偶然性の要素が含まれる勝負を行い、その勝負の結果によって賭けた財物のやり取りを行う行為。また、技術や道具や錯誤などを用い、見かけの確率、期待値を変えることなく、相手に気づかれないよう有利に実際の確率、期待値を変えて行う賭け事、勝負事をいかさま賭博といい、それらを行う者をいかさま師、ゴト師という。(Wikipedia)

  この解釈からすれば、上に上げた種々の籤なども含めて全て偶然性の結果が賭けの対象になっており、正真正銘の賭博に違いない。なのに、何が違うのだろうか、国レベル(監督官庁:農林水産省、国土交通省、経済産業相、文部科学省、総務省)、自治体レベルでいろいろと法(身分、年齢など)を作ってそれらしく屁理屈をくっつけているが、賭け事としての実態、中身には何の違いもない。

 今でこそ新聞種になることは少なくなったが、賭け事から抜け出せず、自殺や一家離散は珍しくもなかった。ギャンブルなしでは生きていけなくなった人間たちは、酒飲みの酒のようなものだが、依存症に陥ればそこから抜け出すことはほぼ不可能だ。代表的なものでは、電車に乗れば必ずといえるほど、赤エンピツをなめなめ競馬新聞にチェックをいれる男たちを見かける。
 
 一方、7月11日から始まる大相撲名古屋場所、野球賭博への関与を申告した26人、その他の賭博への関与を申告した36人、計65人のうち出場辞退を申し出た大関・琴光喜以外の名前を公表されていない。大相撲では度々問題が起る金銭がらみの八百長相撲があるが、野球賭博には八百長のような後ろめたいものはない。問題があるとされるのは、暴力団が絡んでいるとみられることだけだ。しかしこれも暴力団の絡みがあるとすれば、追究するべきは暴力団であって力士ではなかろう。

 メディアも鬼の首でも取ったように大騒ぎするが、暴力団の殲滅にもっと社を挙げてのキャンペーンでも張った方が良い。そして、力士もあまり卑屈になることはない。

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