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2010年6月17日 (木)

もみじマーク代替案

 毎日新聞(6/17)から、要約と 《 》内は私見。

Photo なんともお粗末なデザインを考え
 たものだ。これじゃ、現行のもみ
 じマークの方が余程優れている。
 世間が嫌うほど悪いデザインとは
 思わない。私の車には現在も
 もみじマークがしっかりついてい
 る。色褪せたため100円ショップ
 で買い替えて2代目だ。

 左は<デザイン候補>
 ①四つ葉のクローバーを
 モチーフにシニアの「S」を図案化

《色使いは若葉マークともみじマークの単なる組み合わせだ。それに「S」はシニアとも、シルバーとも、セーフティとも解釈は可能。説明されないと「S」には見えない。シニアにこじつけは不要だろう。》

 ②色とりどりの線がさまざまな人生を表現

《やはり基本的には若葉ともみじの色使いだが、何せ線が細すぎて印象が薄い。説明もこじつけに近い。白っぽいボディの車では遠目・夜目には判別不可能だろう。》

 ③高齢ドライバーを稲穂の実とハートを支える手のひらに例えて図案化

《やはりここでも枯れ葉色に拘っているようだ。くどくどと説明が必要なものは図案ではない。》

 ④鳥にハートと手のモチーフを組み合わせて図案化

《私のような昭和一桁には、子どもの頃頬張った一粒○○メートルのグリコキャラメルそっくりに見える。全体の図案としては手の印象はどこにもない。どちらかといえば可愛いヒヨコだ。色を新鮮な感じのものにすれば若葉マークにこそ似つかわしい。(よちよち歩きのヒヨっ子か、と今度は若者から反発を食いそうだが・・)》

《結論は、現行のものがデザインとして一番優れている。》

 現行もみじマークも含めた5点からアンケートなどを実施して、今秋にも決めるという。もみじマークを巡っては「枯れ葉を連想させる」などデザインの見直し論が高まり、変更を含めて検討してきた。

 4点は、公募で集まった1万4573点から同庁の検討委員会が選んだ。警察庁のホームページ(HP)で公開し、メール、ファクスまたは郵送で1カ月間、一般から意見を募集する。また、運転免許の更新手続きに訪れるドライバー3000人と日本グラフィックデザイナー協会会員約2500人を対象にしたアンケートも実施する。

 意見募集とアンケートの結果を参考に、検討委が1点に絞る。四つの代替え案のいずれかが選ばれた場合は、国家公安委員会の決定を経て採用する。もみじマークの支持が最も高い場合、変更を見送る可能性もある。

《どう比べても、代替え案のどれもが新鮮みに薄れ、出来ばえは見劣りする。》

 もみじマークは、97年の道路交通法改正で75歳以上を対象に導入された。01年に対象年齢を70歳以上に拡大した。子の時点では表示は努力義務だったが、07年の法改正で75歳以上の表示を罰則付きの義務とした。これに対し「高齢者いじめ」との反発があり、09年の法改正で努力義務に戻した。

 義務化論議とともに、デザインも「枯れ葉」や「涙」を連想させるといった意見が上がった。警察庁が09年4月に行ったドライバーへのアンケートでは、もみじマークが「気に入っている」が51%、「気に入らない」が46%だった。

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