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2010年5月10日 (月)

医師数、最下位の水準(埼玉県)

            しらん(紫 蘭)
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《関西から東京に、所帯を持つにあたって現在の地埼玉県のK市に移り住んでほぼ40 年が経過した。当時のK市は近隣の村々を寄せ集めてやっと7万の市になって数年しか経っていなかった。当時の市は医師がいない街とうことで、毎日のようにテレビに取り上げられて報道される無医村に近いところだった。「こりゃ大変なところに来たもんだ」というのが本音だった。当時の「さいたま」は東京都の隣県でありながら、「いなかっぺ」を指すにひとしい語感を漂わせていたものだ。キューポラのある街で、競輪にオートにボートにヤクザ、全国1の交通事故の多発県。その後テレビの報道が後押しをしたように市立病院設立の話が起こり、数年後には現実に病院設立に漕ぎ着けた。東京の有名T大学と、J大学から医師陣の派遣があってスタートしたが、間もなく両大学間の学閥騒動が聞こえてくるようになった。事実であったのか、T大学の医師陣の引き上げがあり、現在の病院はJ大学側の陣営で固められているようだ。》

 毎日新聞(5/8)から、要約と《 》内は私見。
 県内の医師数が9954人と10年間で2228人増えたことが、厚生労働省の医師調査(08年版)で分かった。医師数の増加率(28.6%)では全国2位だが、人口10万人当りの医師数は139.9人だった。06年に続き全都道府県では最下位の水準だった。

 医師調査は2年に1度行われ、昨年12月にまとまった。9954人は医師数では全国8位で、100平方キロ当りの医師数は254.3人で、これは全国6位だった。

《平野部の多い県、山岳部の多い県を面積単位で比較して、 何が求められて何を主張したいのだろう。》

 過去10年間で病院勤務医は4854人から5980人に、23.2%増えた。診療所の医師は2872人から3974人と、38.4%増加し、診療所で働く医師が比較的増える傾向がみられる。診療科目ごとでは、10科のうち8科で2桁の伸び率を示したのに比べ、全国的にも医師不足が指摘される「産科・産婦人科」は414人から420人(1.4%増)と微増だった。「外科」は唯一、781人から579人に減少した。以前は「外科」に分類されていた消化器外科などを加えても748人にとどまった。

 さらに、小児科を掲げる病院数は176から132に減少。同様に産科・産婦人科の病院も71から45に減っている。男女別では、女性医師が1117人から1775人の58.9%増と増加が著しい。医師の平均年齢は98年で48歳だったのが、08年は49.1歳とやや高齢化している。年理恵は

《医療ミスを訴える声が大きくなる度に、或いは訴訟問題が大きくクローズアップされ報道される度に、医師に対する信頼の失墜と裏腹のように医師の側には病気、患者に触れることへの恐怖心が生まれて行った。アメリカ並みとはいかないが、訴訟社会が形成され、君子危うきに近寄らずで、若い医師たちがリスクの高い診療科目を敬遠するようになったのもある意味、医療が仁術とは言えなくなった現代では仕方ないことだろう。特に男女医師合計で781人から579人に減少した「外科」に表れた減少には怖いものがある。》

《それにしても、およそ660人も増えたという女医さんたちの就職した診療科目はどこなんだろうか。巷の声では「やはり産科・産婦人科は女医さんがいい」との評判なのだが。例えば「小児科」では男女医師合計で520人が620人に、産科産婦人科に至っては同じく414人が420人に増えただけだ。少子高齢化と同時に少子化対策としては「小児科」「産科・産婦人科」は男性医師が選ばないのなら、働く女性の味方として同性医師として真っ先に選ぶべき科目ではないのかと思うのだが。》

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