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2010年5月 6日 (木)

死に急ぐ奴ら

            ボ タ ン
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 毎日新聞(5/6)から、要約と、《 》内は私見。
 《水上バイクで航行禁止危険区域に入り込み、見事死ぬことになった奴らがいる。禁止区域の立て看板の前でゴルフクラブを振る奴、飲酒運転で他人を殺す奴。バーベキュー禁止の河川敷で飲めや歌えのどんちゃん騒ぎで酔っぱらった挙げ句、川に入って溺れ死ぬ奴、遊泳禁止の荒れた海に出たり、侵入禁止の金網を破って釣りのために堤防へ出、波を被って死ぬ奴などなど、自業自得の死に急ぎの人間が世間を騒がす。人知れず死んでくれればまだいいのだが(誤解しないでほしい。独り身の老人たちを言うのではない)、こういった場所では無駄に税金を使って捜索をしなければならない。法は遵守しなければならないことを知らないのか、破ることを楽しんでいるのかだろう。いずれにしても、悪いことをしているという意識が全く見られない。》

 5日午後1時10分頃、千葉県東庄町と茨城県にまたがる利根川の利根川大橋河口堰上流で、男女6人が分乗する水上バイク4台のうち2台が相次いで転覆した。千葉県香取市佐原、アルバイト、保谷勝彦(40)と同市新部、小倉茂(39)の2人が死亡、埼玉県越谷市大沢、パート従業員、大蔵昌美(36)が行方不明となり、県警などは6日朝から100人態勢で捜索を再開した。

 香取署によると、上流側から堰に近づいてきた4台の水上バイクのうち1台が横転して乗っていた大蔵と男性の2人が川に投げ出された。別の1台に乗っていた保谷ら男女2人が気づいて助けようとしたところ彼らも転覆。さらに1人で乗っていた小倉が救助のため川に飛び込んだ。保谷と小倉は堰付近で見つかったが、搬送先の病院で死亡が確認された。1台目の男性は救助され、入院し治療中という。2台目の女性は無事だった。水上バイクは堰の手前でUターンしようとして転覆したらしい。

 同署によると、事故現場は堰からすぐ近くだが、堰を管理する水資源機構の利根川下流総合管理所が、流れの速さから危険があるとして水上バイクを含め船舶の航行を禁止している「堰から上流60メートルと下流120メートルの範囲」内だった。

 中利根漁業協同組合の滑川幸男組合長(58)は「川は水位の変化が激しく流れも速い。特に(事故があった)下げ潮の時は大変な水圧が働き、非常に危険だ」と指摘する。

 6人は30〜40代の水上バイク仲間で、5日正午ごろ、現場から18キロ上流の利根川沿いにある香取市の道の駅「水の郷さわら」のマリーナから出発。救命胴衣は全員が着用していたという。

《危険水域を承知で遊んでいたのだ。陸に戻れなくても本望だろう。》

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