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2010年3月 4日 (木)

06年度女性雇用管理基本調査

 今回の毎日新聞(2/22)の記事は、07年の記事を取り上げた下記「参照」で、私が日本女性の仕事に対する取り組み方の甘えを指摘した時のデータからの内容のもので、当時から一向に女性管理職が日本企業に増えないことを嘆いたような内容だ。データに含まれる長時間労働、転勤などが障害の一つであることを分かった上で書いているが、「参照」とダブルので割愛する。

参照 男女雇用機会均等法? 07/08/

 記者(望月麻紀)は、東京都内の1部上場企に勤めるキャリアに悩む女性(40)を取り上げている。彼女は今年1月、1年間の育児休業から職場に復帰した。会社の配慮と自身の希望で、この1年間は残業のない部署で働くことになったが、女性は出産前に課長職に昇進しており、「これからも責任のある立場で働き続けたい」と希望している。

 しかし、同社での子持ちの女性の昇進はこれまで副部長級が最上位。自身も「部長には休みを取らず営業をこなした経験を持つ男性が最適」と思う半面、子どもを持つ女性につきまとう制約に「完全に納得できているわけでもない」と複雑な思いだ。

《40歳の女性が子どもを持っているための制約とは何か。すでにここで、「女」を意識した言外の被害意識が見えてくる。休み返上、夜勤、長時間労働、転勤など、また、一般事務ばかりではなく、建築現場や肉体作業など普通にこなしてこそ男女同権、機会均等は成立する。》

 女性がキャリアアップを断念して仕事を辞めたり、制約を我慢せざるを得ない状態を解消するにはどうしたらいいのか。

 NTTグループで初の女性取締役となったTTコミュニケーションズのチャネル営業本部長の小林洋子(54)は今月3日、社内の後輩女性と女性部下を抱える上司を前に講演した。上司に向けては、「『子どもが小さいからこの仕事は無理』と上司の立場で考えていると、女性部下はそのことを見抜き、本心を抑えて『この1〜2年は子育てに専念したい』と過剰反応することがある」と説明する。「真摯に向かい合って本音を引き出してほしい」と呼びかけた。一方、後輩女性には「人生のタスクは、仕事(タスクは仕事の意味だが、これでは「馬に乗馬して」だ)、出産、子育て、介護。子どもを産みたければぜひ産んでほしい。どの時期にどのタスクにどれだけエネルギーをかけるか、自分をメネジメントすることが大事」とエールを送った。

 小林は言う。「多彩な人材の生産性を最大にする働きやすい職場環境をつくることは、労働力不足の解消や、何年もかけて育成した人材と言う経営資源の有効活用につながり、会社の生き残りに欠かせない」。そのためにも女性のキャリアアップについて、企業が、上司が、女性たち自身が「もっと向き合ってほしい」と呼びかけている。

《小林自身、働きやすい職場環境をつくることができる立場に立ったんだ。また、足りないところを補うための働きかけもできる立場でもある。有言実行で会社の生き残りに取り組んでほしいものだ。》

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