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2010年2月23日 (火)

性同一性障害って

 毎日新聞(2/18)『なるほドリ』から、
 性同一性障害(GID)がよく記事になっている。同紙12日によると、埼玉県の公立小学校がGIDと診断された小学2年の男児(8)に対し、学年の途中から女児としての登校を認めていることが分かった。全校児童や保護者にも事情を公表している。また、1月12日には、身体は女性だが戸籍上男性と認められた夫と暮らす夫婦の間で、妻が他人の精子で出産するケースが発生した。夫婦は生まれた子を嫡出子として申請したが、もともとGIDの夫には男性としての生殖機能はなく、非嫡出子として出生届を出すよう求めたことが分かった。

《「GID」が障害と認められているのなら、仮に認めた「男性」を、その当事者1代に限る『法』とするべきではないか。》

 身体の性別と心の性別が一致せずに悩むことは世界保健機関(WHO)の診断基準などで疾患とされている。原因としてはさまざまな学説があるが、未だはっきりとは解明されていない。日本では96年、埼玉医科大の倫理委員会が身体の性を心に合わせる性別適合手術を正当な医療行為と認めて以降、当事者が暮らしやすい社会づくりの動きが活発化している。

 Q 日本に当事者はどれくらいいるのか

 A 正確には不明だが、少なくとも1万人以上と推計されている。専門家の調査では、半数以上が小学校入学前から悩んでいるという。埼玉県では小学2年の男児が女の子として通学できるようになっTが、こうした対応は未だごく一部で、川端達夫文部科学相は「政治の立場で検討する時期に来ている」と述べている。

 Q 戸籍上の性別も変えられるのか

 A 04年に性同一性障害特例法が施行され、条件を満たせば認められるようになり、08年までに1263人が変更している。変更できれば自分の望む性で結婚できるし、例えば女性から男性に性別変更した人が女性と結婚した場合、第三者の精子による人工授精で子をもいけることも可能だ。しかし、法務省は、こうした子は非嫡出子として扱うとの見解で、千葉景子法相は「早急に改善に取り組みたい」と発言している。

《身体が女性で男性機能を持たない夫の子である以上、非嫡出子は当然のことで、現行法を改善するほどの「悪法」と呼ぶのは当たらない。自分の身体が女性であることを知っていることでは、女性の同性愛夫婦間での第三者の精子による人工授精で生まれる子と同じだが、本来、子はもうけるべきではない。》

 Q 当事者が暮らしやすい社会に変わるのか

 A まだまだ課題はある。現行法は未成年の子がいる人については性別変更を認めておらず、当事者らは見直しを求めている。一方で、こうしたケースでは家族の気持ちも重く受け止める必要があり、難しい問題だ。

 Q 性別適合手術は安全か

 A 国内では専門医が足りず、長く待たされてしまうことなどから、約8割の人が海外で手術を受けている。しかし術後の合併症などが起きた場合、十分に対応できないという問題も生じる。数百万円かかることもあり、保険は適用外。医療面でも当事者の負担を軽減する対策が必要だ。

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