« 夾竹桃(キョウチクトウ) | トップページ | 同じ穴の貉 »

2009年12月13日 (日)

自衛官転覆事故、死亡6人に(立ち入り禁止区域で夜釣り)

 毎日新聞(12/13)から、要約と《 》内は私見。
 13日朝、発見された遺体と合わせて計6人が死んだことになる。

 北海道苫小牧市の苫小牧東港沖合で11日夜、自衛官*7人を乗せたプレジャーボートが転覆し、5人が死亡、1人が行方不明となった事故で、このボートの定員は6人で、事故当時、定員を超す人員が乗っていたことが12日、分かった。また、現場は立ち入り禁止区域で、第1管区海上保安本部などは船舶安全法違反や業務上過失致死の疑いもあるとみて踏査を開始した。

《 * 自衛官 自衛官とは防衛省職員の一種であり、命を受け自衛隊の隊務を行う特別職の国家公務員である。自衛隊員のうちでも特に「制服組」と呼ばれる。
 1961年6月28日制定の、「自衛官の心得」には次のように書かれている。
  ▽ 使命の自覚
  ▽ 個人の充実
  ▽ 責任の遂行
  ▽ 規律の厳守
  ▽ 団結の強化
 立ち入り禁止区域への侵入、定員を無視した乗船など、自衛官の心得など無いに等しい。こんな奴らに国を任せていたのだろうか。まあ、最後の心得「団結の強化」で1人だけ残して死んで行ったのはまあまあだが、哀れとも、悲しい出来事とも思わない。自らが招いた結果だ。》

 7人は11日午後7時過ぎ、4台の車に分乗して苫小牧東港の岸壁に集合。同7時半ごろ、死亡した浜野さん(49)がボートを操縦して沖に出た。その当時波はおだやかでボートを防波堤に係留して、防波堤の上で7人がソイ釣りなどを楽しんでいたという。

 だが、午後10時ごろ、天候が急変した。10時半ごろ、7人がボートに戻ると、船内はすでに浸水していた。暗闇とうねる波の中、4人がバケツを持って海水をくみ出し、田中さん(救助された)ら3人が係留していた船首と船尾のロープを握って必至にボートを支えていた。約10分後、船尾のロープがはずれ、船体が傾き始めた。田中さんはとっさに防波堤に跳び移ったが、他の6人は海に投げ出された。

《天気予報も出ていたろう、天候の急変など言い訳にもならない。》

 救助にあたった鵡川漁協厚真支所の松本さんは「漁師でさえ危なくて海に出られないのに、小さなボートに7人も乗って出るなんて危険過ぎる」と首を傾げた。

 苫小牧海上保安署によると、転覆したボートは長さ4・45メートル、幅2・05メートル、深さ0・79メートル。同船の許可は「船員1人、客5人」だったが、11日には定員オーバーの7人が乗っていた。苫小牧海上保安署の中村貴人署長は「事故の一因とも考えられる」との見方を示した。

 苫小牧東港は、外洋からの高波を防ぐため同港から約1キロ沖合にある防波堤や消波ブロックで囲まれている。北電の苫東厚真発電所や工場が近くにあり、工場の温排水の影響もあって魚が集まりやすく、立ち入り禁止区域にもかかわらず、釣り人の間では「釣りの隠れた名所」として知られていた。

 1管はボートの定員オーバーや立ち入り禁止区域での夜釣りに問題がなかったか調べている。12日には国土交通省運輸安全委員会の船舶事故調査官2人も現地入りした。

《日本各地での釣り人のマナーの悪さはメディアもしばしば取り上げるところだ。入ってはならない区域への侵入もあるが、立ち入り禁止区域が「隠れた名所」との噂もあるほどの無法地帯であったことにも問題がある。また、それを放置してきた1管の責任も問われることになるだろう。》

|

« 夾竹桃(キョウチクトウ) | トップページ | 同じ穴の貉 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107998/47012758

この記事へのトラックバック一覧です: 自衛官転覆事故、死亡6人に(立ち入り禁止区域で夜釣り):

« 夾竹桃(キョウチクトウ) | トップページ | 同じ穴の貉 »