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2009年12月26日 (土)

久しぶりに銀座

 本当に久しぶりに師走の銀ブラとしゃれこんだ。歩みののろい婆さんと、爺さんの2人連れだ。午前10時30分、エスカレーターで上って直ぐ目の前に停車している車輛に乗り込んだ。4人掛けに3人で悠々と腰掛けている男女の間に空きをみつけ、婆さんを優先席に割り込ませ、車輛にはそれ以上は空席がなく近くに立った。走り出して気がついた。なんと、女性専用車輛だ。それにしては男性の姿がチラホラどころではない。車輛の半分近くは男性が座り、立っていた。

 最後尾だから車掌に一番近い車輛だ。男が乗っていけないのなら、それまでに乗り込んでいる男どもは先ず車輛に注意されているはずだ。自分は婆さんの付き添いでもあるんだからと、勝手に解釈してそのまま銀座駅までの小一時間を立ち通した。ラッシュアワーを外せば痴漢に遭遇する危険もなく、女たちもおおらかに男の乗車を許しているのだろうか。

 以前、利用する度に出くわした物食う女や、化粧する女を見かけなかったのは利用した時間のせいか、女たちが慎ましくなったのかあら探しの好きな爺には頼りなく映った風景だった。しかし、相変わらずのケイタイとの睨めっこは、摘み出せば車輛がガラガラになりそうなほどの数で溢れている。完全にケイタイに囚われた人間の姿だ。

 さて、目的は文房具の伊東屋(ITO-YA)の9階。世界のカレンダー展での買い物と、中2階の万年筆のフロア。久しぶりの銀ブラだったが、11時ごろの師走の銀座はごった返す人波で、われわれのようなのろのろと歩く老人の2人連れは通行の邪魔になりそうな忙しさだ。以前にも見たが、微笑ましい乳母車を押したり,子供を抱く男の親子連れの姿が何組も行き交う。銀ブラの新しい風物詩になったのかもしれない。伊東屋の店内で人だかりは正月にはもう届かないと思われるデザイン付きの年賀はがき売り場。元旦に届くには25日までに投函されたものとかいうが、我が身にも覚えがある。残業、残業でとても年賀はがきどころではなかった。何年も大晦日の31日にならないと年賀状も書くことができない年が続いたことがあった。

 次は様変わりした山野楽器店。2階がクラシック、我が家のLPライブラリーの大部分はここで揃えた。今は店内にその当時の面影が全くない。LPからCDへと小さくなった媒体の影響で展示方法も変わり、売り場スペースに余裕ができ、人間工学的に探し物のための動きが極めて楽になったことは利点だが、LP時代、店内には30センチ四方のジャケットの絵やデザインが壁面を彩り、探しものにも楽しさがあったが、CDではデザインも目立たず、その点目で見る楽しさが失われた。結局、銀座本店にお目当ての奏者による楽曲が見当たらず、コンピューター3台を使って支店まで追いかけてくれたが結局入手できずに諦めた。

 続いて地下に潜り三越百貨店、食品売り場でおせちの買い足し。疲れるために出かけたような外出になって終わった。

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