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2009年12月 7日 (月)

子供の虐待死387人

 一昨日の子捨て、昨日の結婚しても子供なんていらないに続いて、今日は遂に子殺しの記事になった。日本は止めどなく社会規範を失った国に堕ちて行くようだ。

 毎日新聞(12/7)から、《 》内は私見。
 大学の法医学教室や監察医機関が00〜06年に手がけた17歳以下の解剖例で、虐待による死亡か、その疑いの強い死亡が計387人に上ることが、日本法医学会の調べで分かった。うち113人は繰り返しの暴行や育児放棄(ネグレクト)による死亡で、約8割は0歳児を中心とする3歳以下だった。学会は「社会とのかかわりが薄い3歳児以下の子供を、社会がどう見守るかが課題だ」と指摘している。

《このところ子育てに関して「社会全体が」「社会がどう見守るか」などと、社会とのかかわりを強調する意見が多く発せられているが、いじめや暴力など、何年も前から起きている学校内のできごとさえ掌握し切れていないものを、家庭の密室で起きることの多い虐待を、社会が把握できた時にはすでに手遅れになっている。社会が係わる以前に親や保護者への啓蒙こそやるべきことではないか。》

《今次大戦が敗戦で終結し、天皇や軍部の「戦争犯罪」に対して国民の声が大きく叫ばれ始めたとき、敗戦処理を任された内閣で、東久邇宮(皇族)首相が「日本国民総懺悔」を叫んだことで、日本人自身による肝心の戦争責任の所在を曖昧にしたのと同じように、親の育児責任を社会の責任に転嫁させることになるだけだ。》

 調査は07〜08年、解剖を担当する全国の84大学・機関を対象に実施。55大学・機関から回答があった。(回収率65%)

 調査結果は、子どもへの加害行為のすべてを虐待と位置づけた上で
  1)繰り返しの暴行や育児放棄による死亡 113人
  2)殺害された嬰児           54人
  3)無理心中による死亡         73人
  4)2)と3)を除く殺人による死亡   86人
  5)その他の事例による死亡       61人、に分類した。
 
 1)のうち暴行による死亡と、暴行かつ育児放棄による死亡は計86人。
  年齢別には a 0歳  25人
        b 1歳  16人
        c 2歳  15人
        d 3歳  12人
    加害者は実母が     32人(37%)
        実父      17人
        継父か内縁の父 16人
        祖母       2人
        おば       2人 
 暴行した実母32人の動機は 愛情の欠除11件、子供の反抗的態度4件 家庭不和3件、子供の泣き声3件などが占めた。

 調査結果をまとめた東北大学大学院の船山真人教授は「法医学者は傷の形状や程度などから、虐待の有無が分かることもある。大勢の命を救うために、法医学者が生存段階から子供の傷の鑑定に積極的に関与する必要がある」と指摘している。

《慈恵病院の捨て子が2年5ヶ月で51人、子殺しの方が遥かに大量だ。育てることもままならないでも子づくりだけは人並みだ。》

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