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2009年11月29日 (日)

情報収集衛星って

 毎日新聞(11/29)『なるほドリ』から、要約と 《 》内は私見。
 今月28日、種子島宇宙センターから「光学3号機」搭載のH2Aロケット16号機の打ち上げが成功した。

 Q 何の情報を収集するのだろうか。

  主な目的は一言で言うと、外交やの防衛上の安全保障のため、北朝鮮などの軍事施設の監視で、いわば「偵察衛星」といったものだ。災害時などの危機管理にも使うという。

 Q どんな衛星なのかな。

  名称は「光学3号機」情報収集衛星には、光学衛星とレーダー衛星があり、文字通り3基目の光学衛星という意味だ。光学衛星はカメラで地上を撮影するので、夜間や雲がかかった場所は撮れない。レーダーは雲の下や夜でも見られるが、地上の物体を区別する能力「分解能」は劣る。

 Q 1、2号機は。

  情報収集衛星は、北朝鮮のテポドンミサイル発射(98年)をきっかけに導入された。地球上の特定地点を1日1回以上撮影できる体制が必要として、光学、レーダー各2基の打ち上げを計画した。今年6月に決定した宇宙基本計画も「4基体制実施」を掲げている。
 03年、3月に光学、レーダー1号機を同時に打ち上げた。しかし、同年11月の2号機同時打ち上げは失敗した。しかし直後にレーダー1号機が故障。11年度に打ち上げるレーダー3号機で計画通りになる予定だ。

《仮想敵は「北朝鮮」など、と本紙上に明記された。過去の巨大な仮想敵「ソ連」は何時の間にか入れ替わり、重箱の隅をつつくに似た程度の弱小国を、今や日本は仮想的として国内に憲法違反の軍事基地を次々に築き、あまつさえ、税金を投じて言うならば、これからもスパイ衛星を何基も宇宙に飛ばそうとしている。言い訳には、災害時にも役に立つだろう、と。》

 Q どの程度見えるのか。

  分解能は光学1号機で約1メートル。光学3号機は02年の開発当初、当時最先端の米国などの商用衛星と同等の分解能60センチを目指していたが、完成後の能力は非公開だ。重量や詳しい軌道も機密扱いだ。

《当初勢い込んで発表しておきながら隠さなければならない理由は、先日の、仕分けの場でもしきりに飛び交った「費用対成果」、或いはコストパフォーマンスに、発表できないほどの効果が得られなかったせいか。》

 Q 商用衛星の方が高性能ってことか。

  情報収集衛星は軍事技術のための技術の輸入ができない。開発開始が遅い日本は、分解能数センチといわれる米国の軍用衛星は勿論、商用衛星の性能にも届いていない。

 Q 誰が使うんだ。

  内閣官房の内閣衛星情報センターが運用を担当している。データを利用できるのは基本的に国の機関。官房の内閣情報会議にある運営委員会に要求し、認められれば提供される。防衛省、外務省、消防庁、海上保安庁、国土地理院などが利用しているさうだ。

《実体も朧な仮想敵に対しての過剰な防衛体制は、国費を無駄に消費することになるだけだ。》

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