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2009年9月24日 (木)

連休最後の日の海で、1人死亡、2人不明

 毎日新聞(9/24)から、
 「立ち入り禁止」の意味も分からない親に連れられて海に行き、溺れそうになった息子たちを助けようとした親(男)たちの1人は死亡、もう1人の親と子は不明という。

 例年、多摩川ベリで飲んべえのどんちゃん騒ぎと水の事故があるが、今年は無視してブログに取り上げることをしなかった。夏も終わり、海のシーズンも終わりに近づいた頃になって水の事故が相次いでいる。また、シーズン到来とばかりの山では、若いつもりのおばさんたちの装備の準備不足の遭難や事故がしばしば発生している。若作りと若いのとは全く違うことに気がついていない人が多いようだ。

 23日午後4時45分ごろ、茨城県鉾田市上沢の鹿島灘の海岸で、水遊びをしていた同県つくばみらい市伊奈東、会社員、伊豆原清澄さん(38)の長男(10)=同市立板橋小4年=と、同市板橋の地方公務員、掘淳司さん(43)の次男=同=が沖へ流された。

 2人の父親が救助に向かい、伊豆原さんは堀さんの次男を助けたが、今度は掘さんが流され、再び救助に向かった伊豆原さんも行方不明になった。県の防災ヘリが約30分後、伊豆原さんを救助したが病院で水死が確認された。堀さんと伊豆原さんの息子は見つかっていない。

 県警鉾田署などによると、伊豆原さんと堀さんは息子を通じた知人で、午後2時頃から堀さんの長男(15)を含む計5人で水遊びをしていたという。現場は岸から約100メートル突き出た形で人工岬が設けられた立ち入り禁止区域だった。沖に向かう流れが発生しやすく、今年7月にも1人が死亡していた場所という。

《当然立ち入り禁止の看板は立っているはずだ。5人はそれを無視したか、字が読めないのか、意味が理解できないかのどれかだ。また、午後の2時ごろといえば、海が波立つ時刻だ。海を知っていれば親たちは一入(ひとしお)子どもへの注意は怠らなかっただろう。その海の性質も知らずに危ない区域に近づいて行ったことになる。

《親が自ら率先して禁を侵すことを子どもに教え、子どもも唯々(いい)として後を追う。その結果がこれだ。子どもを死に誘ったようなものだ。立ち入り禁止を破るのは勝手で自由だ、そこから生じる結果は自分以外の誰の責任でもない、自己責任の範疇だ。不明の2人もおそらく死体で発見されるか見つからないだろう。といって、このような連中に少しの同情も寄せるつもりはない。》

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