« 国立追悼施設は必要か | トップページ | 戦争画ってどんなもの? »

2009年8月17日 (月)

女子トイレの落書き

 タイトルが目に止まっても、一瞬、中を覗いて読んでもいいものか、戸惑った。

 毎日新聞(8/16)から、
 女子トイレの落書き700件を分析したドイツ・ボン大学の大学院生カトリン・フィッシャーさん(31)の修士論文が「貴重な学術資料」と独メディアで話題を呼んでいる。論文によると、落書きは「思い込みで自己主張する派」と「自分のことは棚に上げて他人を攻撃する派」に大別される。フィッシャーさんは「結局、人間はこの二種類かもしれない」と話している。

 フィッシャーさんは言語学専攻。「論文のテーマを考えていた時、大学のトイレで閃き」、この約一年間、キャンパス内の女子トイレを回り、約700の落書きを撮影して分析、「静かな場所の、賑やかな壁」にまとめた。

 「自分の思いをひたすら主張する」タイプでは、哲学的な説を延々と書くなど思い込みが強いものが見られた。一方、「自分の意見はないのに他人の欠点だけ指摘した批判ばかりする」タイプでは、他人の落書きの文法の間違いを延々と表にする例もあったという。

 女性だけの空間のためか、恋愛や性の話が圧倒的だ。「彼氏はものすごく年上。(性関係は)どうすればうまくいくの?」「そんなの甘い。こっちなんか私23歳、彼は15歳よ」といったやりとりもあった。政治的に過激な書き込みは少ない。

 真剣な議論が成立するケースもあり、「菜食は本当に身体にいいのか」については、複数の人が壁一杯に計約60回ものやり取りを続けた。

 ただ、落書きは刑法の器物損壊罪に該当し、大学当局は定期的に消しているということだ。

《いずれにしても「自己主張」も「他人攻撃」も、落書きに参加した井戸端会議レベルのひとたちのパターンで、圧倒的に多い、全くの「無関心」もいることだ。ほんとうに学術的に貴重な資料になるんだろうか。》

 

|

« 国立追悼施設は必要か | トップページ | 戦争画ってどんなもの? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107998/45958291

この記事へのトラックバック一覧です: 女子トイレの落書き:

« 国立追悼施設は必要か | トップページ | 戦争画ってどんなもの? »