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2009年8月14日 (金)

2016年五輪

 毎日新聞(8/14)から、要約と《 》内は私見。
 ジャック・ロゲ会長を除く理事14人の無記名投票。ベルリンで13日に開かれた国際オリンピック委員会(IOC)で、16年夏季五輪に追加される競技候補を、7人制ラグビーとゴルフに絞って決まった。日本期待の野球は含まれなかった。既に除外が決まっている12年ロンドン五輪から2大会続けて五輪の舞台から野球が消える。仮に16年五輪が東京で開催されることになっても、野球は実施されない。他に候補にあがっていたのはスカッシュ、空手、ローラースケート。また、ロンドン五輪の実施種目にボクシング女子を加えることも決まった。

 野球の落選には、プロ野球の選手からは残念がる声があがった。04年アテネ、08年北京の五輪2大会で日本代表チームの主将を務めたヤクルトの宮本慎也内野手(38)は「(野球は)あった方がよかった。プロが出るか、アマが出るかは議論しなくてはならないが、あったものがなくなるのは寂しい」と話した。
 社会人の松下電器時代、投手として88年ソウル五輪に出場した西武の塩崎哲也コーチ(40)は「(当時は)アマチュアの目標という位置付けだった。最大の目標がなくなってきている」とアマチュア選手の落胆を代弁した。

 一方、ゴルフが追加競技に推薦され、日本のプロゴルファーは歓迎のコメントを発表した。

 IOC・ロゲ会長の話「ゴルフとラグビーは国際的な人気があり、トップアスリートが世界に散らばっている。フェアプレーを強調し、倫理的な価値も高い。オリンピックにとって、すばらしい追加競技となるだろう」。

《現在の五輪の競技種目には、スポーツとも思えない氷の上を帚で掃くだけのものが混じり込んでいるからには、オリンピックがスポーツに限られた祭典ではなくなったようだし、16年から追加のゴルフゲームが混じり込むのも頷ける。ゴルファーは決してスポーツアスリートじゃなく、ゲームアスリートとでもいうものだ。プロの世界のことは知らないが、五輪といえば元々アマチュアのものだろう。その裾野の広い日本のゴルフ好きに、高い倫理観を持つ人間がいるようにはとても見えない。接待ゴルフ、仲良しゴルフの連中だろうけれど、テレビではしょっちゅう迷惑ゴルファーが取り上げられ、とてもフェアプレーが期待できそうにも思えない。》

 又一方で、総会に諮らずに理事会で「7」から「2」に絞ったIOCの選考過程には疑問の声もある。6月のIOC理事会で行なわれた7競技のプレゼンテーション(説明会)に出席した猪谷千春副会長は「プレゼンも含めて総会でやるべきだ」と指摘した。理事会メンバー14人だけで行なった絞り込みは「独裁色が強い」とされたサマランチ前会長時代からの脱却を目指したはずのIOCにとって、民主的運営という点で課題を残したといえる。

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