5歳男児の寝小便
《最近は相談者の性別も年齢も明かさないままの記事が多い。この相談者も文章から判断して多分女性だろうが年齢不詳、一人親家庭なのか他にきょうだいがいるのかいないのかさっぱり分からない。相談の内容が、子どもの日常生活など家庭環境も多分に影響を与えることを考えれば、働く親なのか、そうでないのか程度のことは書くべきだろう。例えば、保育園にでも預けられて日中ひとりぽっちでいるなどすれば、情緒不安定なことが左右することだってあり得ることだ。》
【閑話休題】
毎日新聞(7/5)「子ども相談室」から、《 》内は私見。
質問、5歳5カ月の男児。毎日のように寝小便(おねしょ と書いてある)をします。夜中にトイレに2回連れて行ってもすることがあります。病院へ相談すべきでしょうか。最近は夜寝る時だけおしめを履かせていますが、これでいいのか不安です。
《どうやら同居の子育て経験者も、男児にきょうだいもいないようだ。何かあると直ぐに「救急車」と同じように、何でもかでも直ぐに思い浮かぶのは「病院」のようだ。その前に周りの子育て経験者を訪ねて聞いてみることも思い浮かばないのだろうか。》
回答は小児科医・加部一彦、「起こさず、焦らず、怒らず」が、寝小便対策の「3原則」と言われています。かつては、小便の習慣をつけるため、夜中に起こしてトイレに連れて行く方がよいと考えられていました。
現在は、起こすことで睡眠リズムが妨げられ、睡眠中の尿量を減らす働きをしている抗利尿ホルモンの分泌が不安定になるため、起こさない方がよいと考えられています。
ご質問のお子さんのように、5歳を過ぎている場合、本人は寝小便を「恥ずかしいと」考えていると思います。親が寝小便を怒ると、「寝小便しないように」と緊張し、却って不安が増してしまいます。寝る時のおむつも、さらに緊張を高める可能性があります。
当面は、寝小便は「仕方がないこと」と考え、眠る前には水分を控えたり、トイレに行ってから眠る習慣をつけることから始めてはいかがでしょうか。
膀胱の容量を増やすため、日中のおしっこは「もうダメ!」となるまで、できるだけ我慢させることもいいでしょう。我慢したあとのおしっこの量を「我慢尿量」といい、6歳前後では150ml以上の容量があるはずです。これが少ないと寝小便の原因になります。
寝小便が治らないお子さんの中には、ホルモン異常など病気が原因の場合もありますが、6歳前後なら病気の可能性を考えるより、まだ身体の発育が十分でないと考え、焦らずに気長に見守ってあげることが必要だと思います。
《それで治ります、とは回答していない。ところで、私の子どもの頃はここに書かれている坊やよりも、遥かに手強い寝小便垂れだった。毎日のように敷き布団には日本地図や世界地図を描いていた。自慢ではないが、小学校に上がる頃まで続いていた。しかし母親から叱られた記憶が全くない。寝間着や下着を洗濯し、濡れた布団を黙々と竿竹に掛け、日光に当てていたのを覚えている。毎日のように濡らす布団の替えなどない。天日干しとはいえ、当然布団の丸洗いなどできっこない。アンモニア臭にくるまれての就寝だった。だからといって病院に行ったこともない。その頃にはきょうだいはすでに5人になっていたが、弟も、その下の妹も寝小便はしても私には比べようもなく布団を干す回数は少なかった。》
《加部のいうように、寝小便をして当たり前とは思ってはいない。何重にも重なった地図が描かれた布団を干す母の姿を見ては、友達に見られるのは恥ずかしい、今日はしないぞ、と思っていても朝には地図を描いている。その繰り返しだった。だが、それほどの重症でも、いつの間にか忘れたように遠ざかっていた。その後、所帯を持って長男が生まれ、寝小便を引き継いでいないか心配したが、全くの杞憂で済んで一安心だったことを思い出す。》
《相談の親ごさん、おむつなどしないでやって下さい。子供心にも後々の人生に影響も出,心の傷として残りますよ。それから、汚した物は手間を惜しまず洗ってやって、布団はお天道様に干してやって下さいね。》
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