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2009年7月24日 (金)

小学校で「うんち教室」

 面白い記事が載った。興味があるけれど、口にするとなると子どもでも憚(はばか)られる。糞、うんちの話だ。

 毎日新聞(7/24)から、要約と《 》内は私見。
 子どもたちに排泄の大切さを知ってもらおうと、民間団体「日本トイレ研究所」(東京)などが小学校で「うんち教室」を開いている。トイレのマナーや使い方、排泄と体のつながりを伝えるとともに、子どもたちが学校で安心してトイレに行ける環境づくりを目指している、という。

《うんちの話に入る前に、特に学校など公共のトイレの使い方については小さいころから厳しく教えておく必要がある。東京都心の地下鉄乗換駅のトイレのことを前に触れた。たまたまトイレの掃除のおばさんと苦労話をする機会があった。その時、男子トイレの汚さが話題になったが、おばさんのいわく、男の人はまだ綺麗ですよ、女子トイレの汚さは酷いもんですよ、と。家庭では立ってする夫の小便の飛沫を汚く罵るが、公共のマナーの欠除は男以上なのだ。》

《また、私の体験上で、思い出しても嘔吐がこみ上げてくる悲惨なトイレに近寄ったたことがある。観光立国で名高いスイスはレマン湖畔の休憩所のトイレだった。開け放しになった便器の足元には、近寄ることもできな状態で太い棒のようなうんちの塊が、どのような格好で排泄したのか不思議な状態で、足の踏み場もなく所狭しと転がっていた。それに、小学校にあるような幾つか並んだ手洗い場で、私が手洗いをしている横で、外国人だったがその男も便器に近寄ることができないためとは言え、流しに場に小便を飛ばした男がいた。道徳心のないのは日本人だけじゃないようだ。出るものも出なくなった私は、ジュネーブまで我慢する始末だった。》

《このような大人にならないためにも、子どもの頃からトイレの使い方は教えておく必要がある。》

 「うんちの大切さを伝えに来ました」。王冠に黄色いマントの姿の「うんち王子」が登場すると、「えーっ」と一斉に歓声をあげた。東京都町田市立小山田小学校の体育館、今月15日。約80人の1年生を前に、日本トイレ研究所の加藤所長による出前授業が始まった。
 健康的な「きらきらうんち」
 硬い「カチカチうんち」
 軟らかい「どろどろうんち」
 細長い「ヒョロヒョロうんち」の4つのイラストを見せ、
「カチカチうんちは野菜が嫌いな人、ヒョロヒョロうんちは家の中でゲームばかりしている人からでるよ」と説明した。

「キラキラうんちは洞爺ったら出るの?」と尋ねると、子どもたちは「好き嫌いしない」「外でいっぱい遊ぶ」と元気よく答えた。最初はおうんち」という言葉を恥ずかしがっていたのに、何時の間にか目を輝かせていた。

 養護教諭の酒井浩子は「子どもたちは和式トイレが苦手。休み時間になると、各階に1基しかない洋式に列ができ、トイレを我慢する子どもも多いんです」と打ち明ける。

 国内のトイレは63年ごろ、和式から洋式へと変わり始め、75年以降、洋式が急増した。日本トイレ研究所が小学校低学年の保護者にアンケートをしたところ、99%の家庭が洋式トイレだった。ところが、学校では依然として和式が多く、慣れない児童は敬遠してしまう。

《和式が苦手とは使い慣れていない子どもだけだ。逆に洋式を嫌う大人が多いのは、他人の肌が触れた後に座ることを嫌うためで、上のスイスのトイレや駅の女子トイレの話からも理解できる。その意味では和式トイレの方がまともに使えば衛生的ではある。》

 排泄したい時にできない状況は、身体にも精神にも影響を及ぼす。食物は胃で分解され、小腸でほぼ消化・吸収され、残りが大腸へいく。水分と食べかすが便として排出される。腸は交感神経と副交感神経の連携で動く。リラックスしていると働きが良くなるが、ストレスがかかると便秘になりやすい。

 出前授業では、和式トイレにしゃがむ際、どこに足を置いたらいいかもイラストを使って伝授した。また、内臓を描いたイラストのエプロンを使って、食べ物が消化される仕組みを説明し、我慢しないでトイレに行くよう呼びかけた。

《小1プロブレムとは紙一重だ、「せんせい、おしっこ」、「せんせい、うんち」、にならないよう、気をつけないとね。》

 授業の最後には、うんちの状態を1週間記録する「うんち日記」が配られた。参観した母親の一人は「子どもと一緒に毎日付けます。低学年の時にうんちの大切さを学べば、高学年になってもトイレに行くのが恥ずかしくなくなるのでは」と喜んだ。

《毎日気をつけるのは出るものの記録だけではなく、入り口の食べ物が大切なことも一緒に学んだはずですよ。子どもの健康管理は家庭の食事管理からですよ。》

 出前教室は07年にスタートし、毎年首都圏の5校で開催している。関心は高く、今年は90校から応募があった。そこで、小学1〜3年生向けに指導マニュアルを作成し、6月には養護教諭らを対象に研修会を開いた。総合的な学習の時間や生活科などで利用してもらうのが狙いだという。「うんち教室」を通して、早寝早起きや、朝ご飯を食べることを呼びかけている小学校からの報告もあった。

 加藤は「子どもたちの心の中のうんちのイメージを変えたい。そうすれば、自然に健康やマナーを考えるようになる」と意気込んでいる。

《うんちを学んで健康は分かるが、道徳律まで自然に考える、とは期待はしたいがどうだろう。》

 

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