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2009年7月19日 (日)

ネトゲ廃人 つづき

 メイプルストーリーは、魔法使いや海賊などのキャラクターに扮し冒険を楽しむ子ども向けのゲームだ。ユーザーの8割が小中高生。「保護者に安心してもらいたい」と同社は昨年末、親が子どものゲーム時間を制限できる制度を導入した。しかしシステム利用にはパスワード入力が必須。長男がパスワードを教えてくれず、この父親は制限をかけられずにいる。

 学生や主婦など「廃人」25人を取材、「ネトゲ廃人」(リーダーズノート)を出版したジャーナリストの芦崎治(55)は言う。「頭が良くて回転の早い人が多い。でもどこかに心の空白があって、ずるずると続けてしまう。バーチャルな世界で時間を注ぎ込むほど、レベルが上がって尊敬され存在価値が得られる。一方、現実で生き甲斐を見い出しにくくなる」と。

《「頭が良くて・・」え?こんな人間を頭が良いと言うのかね。生活と遊びの区別がつけられない、自分のやってることが理解できていない、ゲーム脳が発達しているだけなのに尊敬の対象となって有頂天になる。》

 芦崎は、ネットゲーム大国の韓国も訪れた。86時間ゲームを続けたことによる死者まで出ているという。「韓国では国が主導し、ゲーム業界が10億円出して若者の更生プログラムを組んでいる。日本も早急に対策が必要です」と話す。

 しかし、国内では対策はおろか、ネットゲーム依存者の統計もない。人気ゲーム、FF11を運営するスクウェア・エニックスは「長時間プレーする人が何人いるのか、把握していない。分かっても、外に出す数字ではない」という。「普段の生活に影響を及ぼさないよう自己管理してください」。ゲーム会社21社でつくる日本オンラインゲーム協会は、3年前に定めたガイドラインで謳う。しかし親のクレジットカードで代金を引き落とすなど子どもをめぐるトラブルが絶えず、近くガイドラインを改定する。事務局は「未成年対策を充実させ、利用時間についてもさらに注意を呼びかけたい」という。

《死ぬまでやり続けるとは見上げたものだが、日本でも86時間と言う記録に挑戦するやつが出てくるかも知れない。「自己管理してください」と言える対象に管理能力のない小、中学生を含めるには無理がある。小、中学生は、携帯電話と同じで親や保護者の育児責任、家庭教育の範疇だ。》

 オンラインゲームフォーラム(日本オンラインゲーム協会の前身)が「健康上の注意」として謳っているガイドラインより。
 ♦プレイする際は、時間を決めて時々休憩を取るようにお願いします
 ♦普段の生活に影響を及ぼさないよう自己管理をして、適度に楽しむようにしてください
 ♦プレイする際は、体調に異変をきたさないようにお気をつけください。もし、具合が悪くなった場合にはすぐに医師の診察を受けるようにしてください

《韓国の例があるからか、健康上の注意としてのガイドラインのようだ。ただ、ゲームや遊びに熱くなるのは大人たちも子ども負けてはいない。競馬、競輪、オートに競艇、パチンコ、ゴルフ、麻雀に賭博。これらには悲惨、悲劇がつきまとう事件さえ発生する。パチンコの面白さは私も幾度か経験がある。だから、それ故に手を出さない。のめり込む私の性格を知っているからだ。反面日本人特有の熱しやすく冷めやすい面も持ち合わせている。必要以上に我を忘れて没頭することもない。》

 「企業なので利益を上げなくてはいけない。でもその裏で人が壊れていくとしたら、因果な商売です」ネットゲームを運営する「ハイファイブ・エンターテインメント」の澤紫臣社長(33)は率直に語る。幼少時からテレビゲームに親しんできた社長だが「廃人でもゲーム脳でもありません」。ゲームに依存しやすいのは「人生で何かが欠落している人」だと分析する。「ネットでのコミュニケーションが社会との唯一の窓になっている人もいるけれど、ほどよい距離感が必要です」と語る。

 最近は低年齢のゲーマーが気になるという。ひらがな混じりの幼稚な書き込みが、以前より多くなっている。澤はいう。「ゲームに抵抗の少ない世代の親に育てられた子がどうなるか、不安です」と。

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