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2009年6月15日 (月)

大阪高1殺害事件

 血腥(ちなまぐさ)い話題にはこと欠かない近ごろだ。大阪の富田林の殺人は、そろそろ18歳以上による国民投票*を来年に控えた年齢だ。こんな浅はかな世代が憲法についてその改正の是非を論じることになるのかと思うと日本の将来が危ぶまれる。

 * -- 国民投票法 平成19年5月18日に、「日本国憲法の改正手続きに関する法律(国民投票法)が公布。国民が憲法改正に関して最終的な意思決定をするための手続きを定めた法律。
 国民投票の投票権は、成年被後見人を除く、年齢満18歳以上の日本国民が有する。ただし、国では、国民投票法が施行されるまでに、年齢満18歳以上満20歳未満の者が国政選挙に参加できるよう、公職選挙法の選挙権年齢や民法の成年年齢などを検討し、必要な法制上の措置をとることとなる。また、年齢満18歳以上満20歳未満の者が国政選挙に参加することができるまでの間は、年齢満20歳以上の者が投票権を有することとなる(政府公報より)。

【閑話休題】
 毎日新聞(6/15)から、
 大阪府富田林市の河川敷で私立高校1年、大久保光貴さん(15)が殺害された事件で、殺人容疑などで逮捕された府立高3年の少年(18)=同市=が府警の調べに「頭を殴っているうちにバットが折れた」と供述していることが分かったことを捜査関係者が明らかにした。府警は明確な殺意を裏づける供述とみて調べている。

 捜査関係者によると、少年は11日午後8時〜12日未明、「心理テストをする」と言って自転車で連れ出した大久保さんを川の護岸に座らせて目を閉じさせ、木槌で頭を殴打。さらに木製バットで数回殴りつけるうちバットが折れたといい、瀕死の大久保さんが立ち上がり「怖くなって川に蹴り落とした」と供述しているという。

 バットについて、壮年は「11日に近所で盗み、事前に河川敷に隠しておいた」と供述。木槌は11日午後5時前、自宅近くのホームセンターでライターや消臭剤と一緒に購入した。木槌は、血が付いたシャツやライターなどとポリ袋に入れて自宅近くに捨てられているのが見つかった。

 また、少年は12日午後警察に任意同行された際、現場から持ち去った大久保さんの携帯電話2台を自分のカバンに入れていたが、メールの着信履歴などは消去されていた。府警は14日、少年を大阪地検堺支部に送検した。

《大久保くんの交際相手の女性からどのように「困っている」相談であったかは分からないが、ためらいもなく木槌を用意しバットを盗む。私が独身の頃、下宿先の手に負えなかった少年院帰りの長男が、喧嘩に巻き込まれ、バットで殴られた挙げ句、3日3晩苦しんで死亡した事件を過去に書いたことがある。富田林の少年は、喧嘩ではなく用意周到な計画の下で、目を瞑らせてのバットが折れるほどの騙し討ちだ。

《人の命を奪うとはどういうことなのか、殺人者の親となる両親や家族は、また、辛いことの相談を受けた女性への迷惑をどのように考えたのか、まさか殺してくれとは言わなかっただろう。また、大久保くんの親、家庭がどのように悲しむか考えることもできないほど幼稚な18歳(17歳と報じるところもあるが大した違いはない)なのか。相談を受けて会っているうちに彼女への横恋慕が生じ、一層大久保君憎しにでもなったのか。

《事件はどちらも未成年の間で起っている。殺された方はまだ弱冠15歳だ。この親は15歳の子どもが夜中に出歩くことを普通と見ているのだろうか。親の監督責任をどのように自覚しているのだろうか。未成年のトラブルや事件でいつも感じるのが親の育児責任の自覚のなさと家族の崩壊だ。

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