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2009年6月10日 (水)

四方山話

 いつもはあまり目を通さない小さな欄の記事(6/8)が目に止まった。「憂楽帳」という。日本でも絶対に真似をするべきだと思った。

 ♦晴れて暑い休日の夕方、モスクワ市内の「女帝の領地」と呼ばれる公園に出掛けた。18世紀にロシアの女帝エカテリーナ2世が所有していた広大な敷地。湖沼沿いや林の中に舗道が整備され、大勢の市民で賑わっていた。

 歩き疲れ、ビールでも飲みながら一休みしようと売店に立ち寄ったところ「置いていません」。見渡すと芝生の上で寝転んでいる若者たちも飲んでいるのは水やコーラ。一杯やっているグループは見当たらない。

 後で分かったが、ロシアでは05年に制定された法律で公園など「公共の場所」での飲食は禁止された。以前はモスクワ川沿いの空き地でビールを飲みながらバーベキューを楽しんだものだが、今では許可された店以外での飲食は「公共の秩序を乱す」と罰金の対象になる。日本のように「花見で一杯」とはいかないようだ。

 そう言えば、今の大統領も首相も酒はたしなむ程度。かつては二日酔いで首脳会談をキャンセルした大統領もいたが、飲酒に寛容だった社会も変りつつある。(記事・大木俊治)

《何とも羨ましい話だ。日本のように、今でも酒が薬だと思い込んでいる医者さえ存在する国とは、ちと違うようだ。何事ものんびりとしていて、風流を好んだ時代の江戸町人ならまだしも、桜を愛でるのに酒やビールはもう要るまい。あの喧噪とゲロの臭いと汚らしさ、ガなりたてる喧嘩に無頼のマナーの無さ。酒に限らない、少なくとも秩序や「公共」という概念は、日本人には持ち合わせがないようだ》。

 ♦同じく憂楽帳(6/2)から、
 出産を機に仕事を諦めてしまう女性と、貴重な人材を失う企業。このミスマッチを解決しようと、授乳服メーカー「モーハウス」(茨城県つくば市)の光畑由佳代表(44)が、自身の体験をもとに「働くママが日本を救う!『子連れ出勤』という就業スタイル」(マイコミ新書、819円)を5月に出版。子育てと仕事の両立という古くて新しい問題に挑んでいる。

 本社事務所はスタッフ13人のうち4人が子連れ出勤。託児所はなく、子どもの面倒を見ながら仕事をし、子どものいないスタッフが補助をする。勤務時間は、会社と女性の希望で調整する。週2、3回、午前9時〜午後3時まで勤務している1歳の長男を連れた女性は「電話中に子どもが泣いた時、他の誰かが相手をしてくれて、みんながお母さんという感じ」と話す。

 合理化や効率化とは違う、つながり支え合う体制づくり。「どんな会社でもやるべきだとは思わないが、こういうやり方を知れば、母親だけでなく企業も社会も楽になれる」。光畑さんの朝鮮は続く。(記事・石塚孝志)

《子連れ出勤は、すでに20年以上も前の1988年、アグネス・チャンが出産後、乳飲み子を連れて『なるほど!ザ・ワールド』に初出勤したことがある。(いわゆるアグネス騒動だ)当時は同性からも白眼視されるような出来事として扱われ、それ以上の子育て問題として取り上げられることがなかった。当時、職場に子を連れて行くことに対する行為を好ましからざることとするその理由の一つには、いつまでも子育ては女だけにしわ寄せが残ることの恐れに対するものだった。そろそろ男も子育てに参加するべきだ、との考えも表面化してくる過渡期でもあった。

《男の子育てへの参加が進まない中、男性の育児参加も考えられることから、コンビニ子育てのような企業内育児施設の設置の義務化が、現在では最良の手段と私は考えている。しかし、具体的な施策は何一つ施されないままに、働く女性たちはどんどん他人に生んだ子を預け、その施設はまだまだ足りないと限度がない。私は乳飲み子は乳離れするまでは母親が育てるべきだと考える。光畑さんの書物は読んではいないが、企業内であれば父親の、乳離れした子の子連れで出勤もまた現実味のあることだ。》

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