サッカー、米女子リーグの再挑戦
《喜び勇んで海を越えて行ったゴルフの球を打つ児童が、私には予想通りの結果で終わった。遊技の最中、テレビ局の中には番組中、お祭り騒ぎよろしく、時々刻々に100位辺りをうろつく児童の成績を放送する愉快なお粗末キャスターがいた。場違いな大人のゲームに参加した児童がやった結果だからいいものの、スポーツならみっともないことこの上ない。さ、話を変えようか》。
《サッカーという活字が小さくて、はじめは女子野球のプロリーグ再々挑戦かと思った。女子プロ野球については以前取り上げたことがある。今回の毎日新聞の記事(2/19)は、プロサッカーの話だ。再挑戦ということは、過去にあったということだが、全く知らないことだった》。
金融危機の震源地、米国で女子サッカーの新しいプロリーグ「WPS*」が創設された。逆風の中で、日本のサッカー関係者からは「本当に春から始まるのか」と疑問視する声もあったが予定通り、3月29日に開幕する。
* WPS 「Women's Professional Soccer」の略。米国での女子プロサッカーは、WUSAが01年にスタートし、03年に活動を休止して以来の「復活」となる。
1年目の09年は7チームが参加。各チーム年間20試合を予定し、最終的にはプレーオフで優勝チームを決める。来年からは3チームが加わる予定。
日本からは、3人(澤穂希、宮間あや、荒川恵理子)が入団を決めた。昨年9月に行なわれた国際ドラフトではブラジル選手10人が指名されるなど、国際色豊かなリーグを目指している。
日本からロサンゼルスに参加するMF宮間あやは「(契約前に)ロサンゼルスのオフィスを見学した時、言葉は分からないが新リーグを成功させようという熱気が伝わってきた」と、初の海外挑戦に踏み切った理由の一つを明かした。
野球、バスケットボール、アメリカンフットボール、アイスホッケーの「4大スポーツ」に押され「サッカー不毛の地」と呼ばれることもある米国だが、女子は競技人口も多く、根強い人気を保ってきた。過去に澤もプレーした女子プロリーグ「WUSA」は初年度の01年に1試合平均8000人以上の観客数を記録した。だが、年ごとに関心が薄れてテレビ視聴率も殆どゼロになり、3年間で活動休止を余儀なくされた。米メディアによると、WUSAは1億ドル(約90億円)近い損失を出したとも言われる。以前の失敗をいかに反面教師とするかがWPS成功への鍵となる。
WUSAはスポンサー2社がリーグを丸抱えする形で運営され、活動休止もトップダウン式で決まった。「WPSでは各チームにオーナーがいて、企業努力により地域のスポンサーを独自につけられる。地域密着型の、地に足がついた歳入見通しと経費の抑制を心掛ける」。スポーツ用品会社の営業担当や米テレビ局のスポーツ中継制作等を手掛けた経歴を持ち、WPSで広報担当を務めるロバート・ペナー氏は強調する。
リーグ運営面の大きな柱は、男子の米プロリーグ(MLS)との提携による経費抑制だ。ロサンゼルスの経営母体は、イングランド代表MFベッカムがプレーしたMLSのロサンゼルス・ギャラクシーと同じ。スタジアムなど男子と施設を共有するチームも多い。
「確かに金融危機は米国と世界中の人々に影響を及ぼしているが、我々は昨年12月、いくつかのスポンサー契約を結んだ。チケットは14ドルからと(米プロフットボールの)NFLの平均75ドルなどと比べても手ごろだ」とペナー氏は話す。入場料を抑えることで「見に行きやすさ」を武器にする戦略だ。テレビ放映についても「放送契約を結んだチャンネルが毎週日曜の国際テレビ映像を扱う。日本の市場にも期待している」と、算盤をはじく。
澤や宮間の代理人を務める韓国人の国際サッカー連盟(FIFA)公認代理人、尹台祚氏は「最初は不安もあったが、契約交渉を通じ、組織がしっかりしていることを感じた」と語る。MLSの支援下で「地域密着」を掲げる、米女子プロリーグの再挑戦1年目が注目される。
《日本では先に、プロ野球の関西独立リーグに女子が入団して話題を振りまいたが、昔の見せ物の興業で、「『ろくろっ首』を見せる」、と呼び込んだ小屋があった。いわゆる客寄せのための今風に言えばパンだの見せ物だ。男子のプロ野球の世界に、いくら機会均等か知らないが、女を採用するなど話題づくりの見せ物でしかない。男と女は肉体的条件(特に筋肉の)は先天的に異なる動物だ。練習メニューにしても男と同じメニューがこなせるわけがない。現在の日本は女性に寛容であれば何ごとも受けが良く、新聞の論調も男尊女卑の女性の側で論評する。だが、女性でほんとうにプロ野球選手を目指すなら、女子だけのリーグを作る呼び掛けをすればいい。女性に甘い各メディア辺りにスポンサーになってもらってチームを作ることから始めればどうだろうか》。
参照 客寄せパンだで終わるのか 08/11/17
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