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2009年1月 8日 (木)

逆チョコ OKは7割

今日は何の日? 06/03/13

 上は3年前に書いたものだが、変われば変わるものだ。女からの告白は恥ずかしくて、チョコレートに託して好意を抱く男性にそっと渡した習慣が根付くようになってから、早くも半世紀が経過した。年を追う毎に弱くなっていった男性は、ホワイトチョコは勿論のこと、数年前からお返しを当てにした義理チョコが配られると、そそくさと3倍返しにデパートに走る光景も見られるようになっていた。

それが最近になると、恋愛にも性にも積極的な女性に比べ、一層男は弱くなり、女のご機嫌を取ることに汲々として、女尊男卑になった世相を地で行くように男がチョコレートを贈るのは当然のことになったようだ。

毎日新聞(1/8)から、
 バレンタインデーは男性も女性にチョコを贈る時代。森永製菓が意識調査をしたところ、「男性が女性にチョコを贈ってもよい」と答えた男性が72・8%に上った。日本ではバレンタインに女性が男性へチョコをプレゼントするのが主流だったが、男性から女性への「逆チョコ」も定着して欲しいとチョコレート業界は期待しているようだ。

調査は10〜50代の男女それぞれ400人を対象にインターネット上で行った。「女性に求められればチョコを贈るか」との質問に90・8%の男性が「贈る」と回答。チョコの種類は、雑貨専門店で買えるおしゃれなチョコ(42・7%)、コンビニエンスストアなどでの手軽なチョコ(34・2%)、デパートなどでの高級なチョコ(16・8%)と続いた。

「逆チョコ」を贈る気持ちについて(複数回答可)は61・0%が「感謝」、40・5%が「友情」とし、「愛情」の24・5%を上回った。

《商魂逞しい菓子メーカーのことだ、女性からのしおらしい愛情の告白をする日の道具としての意味合いは疾うに失われ、チョコの売れ行きも低迷を続けている。ここで需要喚起の目的で、受け身になった男どもの尻を引っ叩いて買わせようの魂胆だ。それには「愛情」が売りでは50年に亙る女性からの愛の告白が根付いている。何か目先を変えなければならない。そこで「感謝」が出、「友情」が出てきたというわけだ》。

《海外のキリスト教を下敷きにした日の習慣とは関係のない日本の商売上の当てつけの日だ。理由は何であっても構わない。感謝となれば恋人同士や男女間でなくてもよい。親子でも夫婦でも同性でも構わない。販路は拡大することになる》。

《要は、菓子メーカーの掌(たなごころ)の上で転がされているようなものだ。また、今は鳴りを潜めているようなジェンダー騒ぎの好きな人たちにも、女から男への一方的な貢ぎ物ではなくなり、男から女へせっせとチョコを運ぶ流れが生まれれば、異議を挟むこともなくなるだろう。》

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