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2008年12月13日 (土)

児童・生徒の肥満減る

毎日新聞(12/12)から、
 肥満の児童・生徒の割合が減少に転じたことが、文部科学省の08年度学校保健統計調査(速報)で分かった。小学校高学年から高校の各学年で、肥満と判定された割合は10%前後だったが、多くの学年で2年前の調査より1ポイント前後減っている。文科省は「規則正しい食生活が家庭に浸透したため」とみているが、栄養状態の悪化などが背景にある可能性も「否定できない」としており、より詳しい分析を進める。

《文科省のデータの読み方としてはあまりに安易ではないだろうか。食生活が改善したのではないか、とはその要因を何にみてのことだろう。私には朝食も取らないで登校させる親がいることや、改善しない給食費未納など、文科省とは真逆の解釈をする。親の食育の無関心から来る栄養バランスの乱れやばらばらな食事時間、コンビニ弁当やインスタントものなどの利用からくる栄養不足としか思えない。》

調査は4〜6月、幼稚園と小中高校の計7755校を抽出し、約70万人の発育状態と約332万人の健康状態を調べた。

標準体重より2割以上重い肥満の生徒は、中3男子が10・0%で、現在の方法で集計を始めた06年度より1・2ポイント減った。そのほか、
 高3女子 8・6%(06年度比1・1ポイント減)
 中3女子 8・5%(  同  0・7ポイント減)
 小6男子 11・2%( 同  0・6ポイント減)
など、各学年で減少した。

05年度までは、医学的に算出した標準体重ではなく、平均体重より2割以上重い場合を肥満と定義していたが、肥満の割合は増加傾向が続いていた。

一方、視力1・0未満と0・3未満の幼稚園児と小中学生の割合がいずれも、視力を調査対象に加えた79年度以降で最高となった。

《コメントを付すのなら肥満などよりも、視力の悪化の方が遥かに問題ではないか。原因ははっきりしていると思える。小さな画面の携帯と1日中睨めっこしているのだ。悪くならない方がおかしい。疲れた目の視力回復には古くから遠くの緑の景色(山)を見るのが良いと言われているが、今都会では遠くを見ることもできない。どちらを見ても汚れた空気に霞む不細工なビルばかりだ。視力はほぼ30年かけて悪化の一途を辿っている。眼鏡屋は儲かるだろうが日本人の身体はどんどん退化しているのではないか。目の他にも、柔らかい食べ物が中心の食習慣になり、咀嚼力が衰え、顎の退化はすでに進んでいると聞く。反対に日本人は世界でも屈指の短足民族であったが、西洋風の食事、畳がなくなり椅子に腰掛ける生活習慣から正座をしなくなったことで、昔と較べるとダイエットの流行も手伝って、足だけは多少長く見えるようになった。今のままで行くと将来の日本人は顎げっそりのド近眼民族になるようだ。》

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