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2008年12月 4日 (木)

大阪府 公立学校に携帯電話「禁止」

読売・毎日新聞(12/4)から、
 大阪府の橋下知事は3日、来年3月までに政令市(大阪、堺両市)を除く府内の全公立小・中学校で携帯電話の持ち込みを禁止する方針を明らかにした。

高校では生徒が校内で携帯電話を使用することを原則禁止する。携帯サイトの利用をきっかけにした犯罪やいじめの増加などを受けたもので、文部科学省によると、携帯電話の校内持ち込みや使用を都道府県単位で禁じるのは初めてという。

橋下知事は、この日の記者会見で「学校に携帯電話は必要ない」と強調し、「携帯電話への依存度が高くなれば、学習時間が短くなる」と学力向上策でもあると説明した。つづいて知事は「学校では厳しく対応して行くが、ルールを決めたら守らせるのは家庭、保護者の責任だから、きちんと子どもたちに携帯電話の使用に関して制限をかけてほしい」と呼びかけた。

府教委は近く、禁止方針を各校に通達するとともに、来年1月下旬に冊子にして府内の全家庭に配布する。通学時の安全確保などのために必要な場合は、保護者側と協議の上で持ち込みを認め、下校時まで学校側で預かるなどの対応を検討するとしている。

府教委が携帯電話の使用実態を調査したところ、携帯電話の使用時間の長い児童生徒ほど学習時間が短いなどの傾向が明らかになり、規制が必要と判断した。

府教委は今年7月、小・中・高校の児童生徒計1万3555人、保護者3169人、小・中・高と支援学校計1105校を対象に携帯電話の利用に関する調査を実施。使用時間やメールの頻度を「依存傾向」として数値化し、
 1日の学習時間を「0〜30分」と答えたのは、
   依存傾向の低い児童生徒のうち29・6%
   中くらいの児童生徒のうち  41・7%
だったのに対し、
   依存傾向の高い児童生徒の中では50・3%を占めた。

携帯電話の「依存傾向」として、
                中1    高1             
 1日の使用時間 3時間以上 15・6%  32・6%
 1日にメール   51回以上 10・6%  15・9%
また、中高生の4人に1人が1日に31回以上のメールを送信し、
     その返信は3分以内 17・1%
     授業中にもやる 2・6%(中3)、22・6%(高3)  

《ここまで来ると子どもの携帯電話は病的で、大人の酒やたばこ、麻薬と同じで、それに取り憑かれればその依存から抜けだせなくなるのは目に見えている。私がずっと子どもの携帯電話を取り上げる時、カテゴリーを「親の責任」としてきたのは、知事に指摘されるまでもなく、いじめや売買春、犯罪につながる根の部分だからだ。家庭や保護者が携帯電話を買い与えるだけで、その使用に関して何一つ指導してこなかった結果が、いじめなどに止どまらず学習問題にまで影響が及ぶこととなっているのだ》。

《通学時の安全確保、犯罪の防止など、携帯電話が役に立つことなどあり得ない。今までの事件や犯罪で、携帯電話が予防に役立ったケースなど皆無だ。メーカーの売らんかなの宣伝文句に洗脳された親の一方的な自己満足に過ぎない。携帯の普及が犯罪の抑止に役立った裏付けなどないのが現実だ。現実はまさに逆だ、携帯の普及に比例して、犯罪は増加の一途を辿っているのではないか。知事は言う、「学校に携帯電話は必要ない」と。私は繰り返しブログで記事にしてきたが、もう一歩踏み込んだ意見だ。「小・中学生には携帯電話は必要ない」、持たせるべきではないと》。

府教委が今年7月に府内で調査したところ、公立小学校の88%、公立中学校の94%が携帯電話の持ち込みを禁じている一方で、9割を超える府立高校は授業中以外は使用を認めていた。

携帯電話でもう一つ。【自転車で携帯電話禁止】、これも大阪府だ。(共同通信:12/1)
 自転車に乗って携帯電話を“使ったらあかん”。大阪府の改正道路交通規則が1日、施行され、自転車に乗りながら携帯電話を操作することが府内全域で禁止になった。指導に従わない場合は5万円以下の罰金や、反則金が科される。

大阪府内で昨年起きた自転車絡みの事故は約1万8500件。府警は携帯電話の使用で注意力が散漫になったり片手運転になったりすることも一因とみて、事故防止につなげたい考えだ。

秋田や兵庫各県などでは既に禁止されている。

府警によると、禁止対象としたのは自転車に乗りながら通話したり、メールやゲームのために液晶画面を見たりする行為。同規則はイヤホンやヘッドホンを着けて自転車を運転することも禁じた。

《私自身も怖い思いをした経験がある。まだ携帯など世の中にはない頃の事。カセットテープのウォークマン時代だ。最寄り駅に降り、自転車預かり所からものの10分の道のりを、自宅まで帰った日のことだった。初めから耳を塞ぐことに恐怖感はあったが、その時は思い切ってインナーホンを着けて自転車を漕ぎ出した。時間にして十数秒だったろうか。町の生活音が消え、音楽だけになった。途端に恐ろしくなってブレーキを絞った。即座にイヤホンを外し、町の音を聞きながら家まで辿り着いたことがあった。聞きながらの恐ろしさを知ってからは二度と試みることもなかった。まして、耳にイヤホン、手には携帯電話。メールにしろ、ゲームにしろ、危険極まりない行動だが何人も見かける》。

府警が7、8月中の3日間、大阪市と堺市の3カ所で調査したところ、通行した自転車1380台のうち、214台(15・5%)の利用者がイヤホンなどをし、50台(3・6%)が携帯電話を使っていたという。

 
 

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