« お犬様 2題 | トップページ | 買い物、購入方法は »

2008年7月17日 (木)

落書き余波

イタリアはフィレンツェの落書き騒動があってから、あちこちであら探しが始ったが、遂に砂の上に書いたラブレター*ならぬ落書きが、条例で取り締られることにまで発展しそうだ。

 * “砂に書いたラブレター”
  甘い声で、当時エルビス・プレスリーと天下を二分するほどの人気歌手だった、パット・ブーンが1957年に歌ったポピュラー・ソング。
 ‘砂に文字を書いても 風がすぐに消してしまう でも、愛する思いを書かずには・・・’と歌われる。

読売新聞(7/17)から 要約 と 《私見》
 鳥取県は16日、巨大な落書きが相次いでいる鳥取砂丘(鳥取市)での落書き禁止を盛り込んだ「砂丘条例」案の骨子を発表した。落書きの定義を「50メートル先から見えて10分以上消えない文字や図形」とし、違反者には30万円以下、原状回復命令などに従わない場合はさらに50万円以下の罰金を科す。9月県議会に提案する予定で、自然公園内での落書きを禁じる条例は全国初になるという。

条例案では、対象エリアを、「馬の背」と呼ばれる高さ約50メートルの斜面を中心とした約200ヘクタール(約1km ⅹ 2km)とした。

《落書きについては数千年を超えた歴史のあることには前(6/25)に触れた。アルタミラやラスコーの洞窟画に至っては1万4000年も前に描かれた落書きだ。これは貴重な文化遺産ともなっているが、これら洞窟画が専門の芸術家集団によって描かれたものとは思わない。誰か一人の思いつきから次々に岩に絵を描き始めた行為が蔓延していって、今の世に伝えられる世界遺産となっているものだ。だが、時代の変遷は落書きを善しとしないことに落ちつきつつある。先のフィレンツェが驚いたように、日本人のモラルは国内の神社仏閣が落書きだらけの惨状で“灯台もと暗し”であっても、表向きには落書きを否定する気持ちは強い。

だがしかしだ、風が吹けば消える「砂上の落書き」について、世間の落書き非難が幾ら強いとはいえ、少し行き過ぎではないだろうか。夜も昼も46時中監視し、描いた瞬間を確認していなければ、10分という時間は計れないだろう。その監視態勢にかかる人件費をかけてまで、風と共に消える落書きに罰金まで科す条例が必要なんだろうか。》

あわせて条例では、砂丘でゴルフの打ちっ放しも禁止する。県などによると、ゴルフの練習をする人が目立つようになり、管理団体の職員がパトロール中、すぐそばにボールが飛んできたケースもあった。県は「落書きと同じように雄大な景観を台無しにする不粋(無粋)な行為のうえ危険」と、落書きと同様の罰金を科すという。

《心貧しきゴルフかぶれたちの河川敷での傍若無人ぶりはしばしばテレビでも放映される。中には逆切れするゴルフかぶれも見かける。彼らは皆、安全でも金がかかる練習場にも行けない貧乏身分でも、格好だけはつけたがるおつむの低いレベルだ。周りへの危険も顧みず、禁止区域を承知のうえでのゴルフかぶれ。彼らと同じおつむも技も程度の低い連中は、罰金など取らずとも今直ぐにも砂丘から掃き出せばよい。》

|

« お犬様 2題 | トップページ | 買い物、購入方法は »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107998/41886938

この記事へのトラックバック一覧です: 落書き余波:

« お犬様 2題 | トップページ | 買い物、購入方法は »