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2008年7月22日 (火)

「保健室登校」

毎日新聞(7/22)から
学校にいる間、教室ではなく主に保健室にいる「保健室登校」の小学生の数が06年、5年前の約1・7倍、高校生が2倍に増えたことが、財団法人・日本学校保健会の調査で分かった。調査を依頼した文部科学省は「心の健康に問題を抱え、保健室を訪れる子どもが増えている」と分析している。

《どうしてこうも子ども相手だと大人はお優しくなるのだろう。「心の健康」って一体なんだ?この後の記事の内容も、そこのところを何も説明していないが、保健室でごろごろしていたいだけ、というのも心の健康の問題と考えれば、ただ「勉強が嫌い」でもそれに該当することになる。それに第1番の養育責任者である保護者とはどのように接しているのか。記事として取り上げるからには、5年前の数との比較だけではなく、「心の健康の問題」の内容分析も書くべきではないのか。》

同会は06年10月、全国の小中高校1102校を調査した。常時保健室にいるか、特定の授業以外は保健室にいる児童・生徒は、計2391人(01年調査は887校で1247人)だった。1000人当たりに換算すると、小学校2・0人(01年1・2人)、中学6・6人(同5・6人)、高校2・8人(同1・4人)となった。

また、養護教諭が家庭などでの児童や生徒の虐待を「把握した」と答えた学校数は、小学校37%(01年比16ポイント増)、中学校36%(同20ポイント増)。小中742校で虐待を受けていた児童・生徒は582人で、1000人当たりの数は小学1・5人で、01年(1・0人)の1・5倍、中学1・5人で同年(0・6人】の2・5倍に増加した。

養護教諭がいじめを把握した小学校は30%、中学は65%、高校は45%。生徒の自傷行為を把握した中学校は73%で、高校は82%に達した。

《記事として、前半の保健室での引きこもりと、後半の虐待やいじめがどのように結びつくのかさっぱり理解できない。家庭での躾の領分の「おしおき」を虐待やいじめと分類していないか、どこで線引きをしているのか。また、自傷も救急車が必要なものか、単なる脅かしか、放っておいても構わない程度の悔し紛れの手首への歯形が残る程度の噛みつきか、記事として取り上げるなら上っ面を撫でるような内容でなく、もっと深く表現するべきだし、紙面が足りないのなら元資料の紹介ぐらいするべきだろう。

今回の記事内容では、子どもの訳の分からない行動に振り回されて、おろおろと、右往左往している大人が見えるだけの情けないものになっている。》

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コメント

「記事として、前半の保健室での引きこもりと、後半の虐待やいじめがどのように結びつくのかさっぱり理解できない。」
案外底が浅いですね。

「保健室でごろごろしていたいだけ、というのも心の健康の問題と考えれば、ただ「勉強が嫌い」でもそれに該当することになる。」
保健室登校をしている児童は、はたして本当に保健室でごろごろしているのでしょうか?

ニュース等で気になることがあれば、分からない言葉があれば、自分の狭い知識を探さずに調べてみてはいかがでしょうか?

投稿: 若者 | 2008年7月23日 (水) 14時04分

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