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2008年6月25日 (水)

落書き

ここ数日、メディアやネットを駆け巡る女子短大生の他国へ出かけてまでの恥っさらしな行ない。さらにネットでは他大学まで飛び火して大騒ぎになっているようだ。

落書きと言えば、ギリシャのデルポイ(デルフィ)神殿の「今頃の若者は」が代表するように、数千年の昔から書き綴られてきた歴史がある。今回の女子短大生は知ってか知らずにかはわからないが。

また、今を去る200年ほど前のことだ。ポルトガル、スペイン、ギリシャなどを旅して回ったイギリスの詩人、バイロン(1788〜1824年)が、途中ギリシャに立ち寄った(1810年)際、スーニオン岬のポセイドン神殿の柱に刻んだ署名入りの落書きがある。後(1824)にバイロンはオスマン(トルコ)帝国からのギリシャ独立戦争に義勇軍を率いて参加しようとミソロンギに上陸したが、熱病に罹って死亡する。特に明治以来日本でも人気の詩人の1人で、「人を恋うるうた」でも歌われた。
  ああ、我ダンテの奇才なく
  バイロン ハイネの熱なきも
  意志を抱きて野にうたう
  芭蕉のサビを喜こばず  のバイロンの落書きだ。

日本国内でも観光地、名勝、神社仏閣、建造物への落書きは至る所で目につく。しかし、歴史は落書きに対する価値観を変えた。極最近の善光寺の柱の落書きも世の顰蹙を買った。

 参照 こぼれ話 07/01/31

毎日新聞(6/25)から
 岐阜市立女子短期大学(学長・松田之利)は24日、今年2月の海外研修で訪れたイタリア・フィレンツェ市のサンタ.マリア・デル・フィオーレ大聖堂(私のブログの写真にもあるが、「花のサンタ・マリア」と呼ばれて親しまれている)に落書きした学生に、厳重注意したことを明らかにした。この大聖堂を含む歴史地区は世界文化遺産に指定されているが、教会から「謝罪してもらえれば、修復の費用負担は不要」との回答があったため、学生と学科長が、それぞれ英文で書いた謝罪文を郵送したよいう。

同短大の説明によると、今年2月18日、自由時間に大聖堂を訪れたおり、生活でザイン学科1年生の1人が、大聖堂の見晴し台の大理石の壁に、油性フェルトペンで、日付けや自分と友人5人の名前のほか、「岐女短」と書いた。他の5人はその様子を見ていたという。

3月12日に日本人旅行客から同短大に写真とメールが送られて発覚した。

《日本人の好きな‘旅の恥はかき捨て’なら本人の問題で済む、しかし海外で旅の恥をさらしてその証拠を刻んで帰るとは。しかし、それら落書きの横には日本語やローマ字だけではなく、色んな国の落書きが所狭しと書かれていることが多い。それを許すというわけではないが、どこの国の人間も、その程度の頭の軽いレベルの人間はいるようだ。》

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» 【社会】 "イタリアの大聖堂に落書き"で、岐阜市立女子短大がHPにお詫び掲載…現地への謝罪訪問も [ニュースを肴にネット世論]
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1214372854/ 1 名前:☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★[] 投稿日:2008/06/25(水) 14:47:34 ID:???0 ★<落書き>岐阜市立女子短大がHPにお詫び 謝罪訪問も ・岐阜市立女子短期大学の学生がイタリア・フィレンツェの大聖堂に落書きした問題で、 松田之利学長は25日、同短大のホームページに「ご迷惑をおかけし、心からおわび する」とのコメン... [続きを読む]

受信: 2008年6月29日 (日) 17時51分

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