酒気帯びで電車に衝突 そして
1)酒飲みは期待を裏切らない。私が決してなくならないと言い切る飲酒運転事故、次から次に起してくれる。今度はど派手に電車に衝突だ。
15日午前5時50分ごろ、茨城県石岡市石岡のJR常磐線高浜—石岡間の地蔵前踏切(遮断機、警報機つき)で、同市南台2、造園業、梁田幹治(34)の乗用車が、土浦発水戸行き回送電車(10輌編成)の1輛目左側部に衝突した。乗用車に乗っていた梁田は頭に怪我した。常磐線は土浦—水戸間の上下線で約4時間運転を見合わせ、朝の通勤・通学の時間帯を直撃した。32本が運休、31本が最大3時間40分遅れ、2万9000人に影響が出た。
県警石岡署の調べでは、事故当時、遮断機は下がり、警報機も作動していたが、梁田は酒気帯びの状態で「(遮断機、警報機に)気づかなかった」と話しているという。過失往来危険と道交法違反の疑いもあるとみて事情を聴く方針だ。
《酒気帯びの梁田、早朝の事故だがこの種職人の常識なのだろうか。朝早い食事に一杯引っ掛けてのほろ酔い気分の現場へ急ぐ運転なのか、前日の仕事の打ち上げに度を過ごし酔いつぶれ、夜が白みはじめたので、酔い覚めやらぬ内の御自宅へのご帰還の途中だったのだろうか。
いすれにしても、警報機も鳴り、遮断機も下りていたというが、知覚を失った酔っ払いの目、酔っ払いの耳には見えず、そして聞こえなかったのだ。梁田は幸か不幸か頭の怪我で済んだようだ。交通機関への賠償がいかほどのものか知れないが、酔った上の事故だ。恐らく本人には事故の瞬間の記憶はないだろう。ということは、事故の恐ろしさの認識は全くないだろう。ハンドルを持たせれば、またおなじことを繰り返す。2度と運転が出来ないように処分してほしい。徹底した事故責任をとらせることだ。》
2)車つづきでもう一つ。事は鹿児島県加治木町のパチンコ店の駐車場。パチンコに夢中になり、日中の車内に1歳7カ月の男児を閉じ込め、蒸し殺しにした母親のこと。
14日午後4時ごろ、パチンコ店駐車場の乗用車内で「子どもが泡を吹き、青ざめている」と119番があった。男児は間もなく死亡。熱中症とみられ、鹿児島県警は一緒にいた母親(35)から詳しく事情を聴く方針。
県警や消防の調べでは、男児は鹿児島市の男性会社員(34)と、この母親の長男。救急隊員が駆けつけた際、屋根がない駐車場で、母親が長男を抱いて立っていたという。すでに長男は心配停止状態だった。
同店によると、店内には外部委託の無料託児所を設置しており、この日午後2時ごろ、母親も預けに訪れていた。しかし、定員(15人程度)がいっぱいだったため、断わったという。
鹿児島地方気象台によると、鹿児島市ではこの日、最高気温が23・7度(午後4時23分)まで上がった。
《後のまつりだが、なぜ、託児所に空きがないことが分かった時点で、パチンコをしないで帰ることができなかったのか。パチンコがバクチや酒や麻薬と同じではまり込んで抜けだせなくて身を滅ぼす人も多いと聞く。
早速、テレビ局のレポーターがデジタル温湿度計を持ち出して、実験をやっていた。外気温23度、車内に持ち込んだ温湿度計は15分で44度まで上昇して計測不能(デジタルの文字が読めなくなった)の安物計器であったことがばれたが、この子どもはおよそ2時間ほど閉じ込められたみられる。口から泡も吹こうというものだ。まだ南の地域の桜も終わったばかりの季節だ。今から車中に放置される子どもの熱中症の被害が出るようじゃ、この先、今年は恐ろしい惨状が待っているような予感がする。
‘健康に害あり’と明記されているタバコ、長年吸って健康を害したとして裁判を起し、数億の金をまき上げるアメリカと言う国、若しもの仮定だが、パチンコ店が断わったからやむを得ず車内において子どもは死んだ。死亡原因は子どもを預らなかったパチンコ店、お前だ! で訴えられればどうなるんだろう。
学校に難くせつけるなんとかペアレンツ、その親たちの理屈はこのようなものではないか。恐ろしい夏になりそうだ。
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