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2008年4月22日 (火)

危ない運転(自転車と自動車)

 やっぱり時期尚早と感じたか、自転車でのお母さんと子どもの3人乗りの禁止は当面見送られることになった。前に、この問題に触れてそうなったら困るお母さんたちに、車代でも支給する準備でもしているのか、と皮肉を書いたが、当然そこまでは考えてのことではなかったようだ。

♦警察庁は22日、自転車のマナーなどをまとめた「交通の方法に関する教則」(国家公安委員会告示)の改正内容を正式に公表した。自転車の教則改正は78年以来30年ぶりのことだ。6月1日から施行する。

保護者と幼児2人の「3人乗り」についても改正予定だったが、保護者の要望を受けて、今回は見送った。3人乗りでも安定した走行のできる自転車の開発を前提に容認を検討している。

教則の新たな改正部分は「自転車が歩道を走る際には歩行者優先で徐行すべきだ」と明記した上で、
 1)携帯電話をしながらの片手運転
 2)傘をさしての片手運転
 3)ヘッドホンを使用しての運転
などは、行なうべきではないと定めた。

傘を自転車に固定して運転する行為も危険な場合があると指摘する。ベルはやむを得ない時にのみ使用し、みだりには鳴らさない。自転車同士が対面してすれ違う場合には、互いにハンドルを左に切ってよけ、子どもが運転したり、幼児を乗せる時にはヘルメットをかぶらせるようにする。

《現在、自動車以上に危険な乗り物になっているのが自転車だ。旧い話になるが、初期のウォークマンが出た頃、試しに街なかをヘッドホン(インナータイプ)をしたまま歩いたことがある。怖い! 正直、そう感じた。外に洩れない程度の音量だったが、周辺の音が聞こえない。どこから何が飛び出てくるか安心できない。ほんの1、2分のことだが辺りをキョロキョロしなければ、とても歩ける環境ではなくなる。ヘッドホンを掛けて聞いたのはそれが1度きり。2度とできなかった。

歩いていてそれだから、自転車で走行しながらのヘッドホンは、周りの情報をみずから遮断する、ということでないと不可能だ。兎に角周りを無視し、ペダルを漕ぐだけになる。私が出会った凄いやつは、ヘッドホンにプラス携帯だ。交差点を脇目も振らず携帯に目を落とし、指を動かして操作しながら片手運転で走り過ぎた。

地域によっては自転車専用の走行レーンを設け、将来的に整備する作業を進めている街もあるようだが、まだまだ緒についたばかりだ。街には老人が溢れる世になった。その間を今は我がもの顔に若者の自転車がすり抜けて走る。自動車に乗って信号待ちをしている横を、何のためらいもなく赤信号を無視した自転車が何台も走り去る。日本人の心理をこれほど巧く言い表わした言葉がないほどだが、30年ほど前、漫才をやっていたころの北野武の言い始めた『赤信号、みんなで渡れば怖くない』が、そのまま今でもほんとうに実行され続けている。

警察庁、同じ30年ぶりになる改正案だ。教則は作るだけでは意味はない。どこまで効果的に運行されるか確認することが大事なことだ。無謀運転の走る凶器をしっかりと取り締ってほしいものだ。》

♦緑内障患者の6割が運転し、4人に1人が事故を。
 視野が狭くなった重症の緑内障患者の6割が自動車を運転し、4人に1人は事故を起している。自治医科大学病院(栃木県)の外来患者の分析で、このような結果が出た。公共交通機関が不便な地域では、物損事故を繰り返してもやむなく運転するケースもあるという。同大の国松志保講師は「全国的にみても自家用車に頼る地域では同様の傾向があるとみられる。医者が患者に注意喚起していく必要がある」と指摘する。毎日新聞(4/16)

緑内障は眼圧上昇などにより視神経が傷ついて視野が狭くなる病気*。
 * 特徴的な視野異常(視野欠損)を呈する進行性の病気。かつては眼圧が高いことが原因とされていたが、正常範囲であっても罹患している患者が多いことが確認されて、眼圧の高いことが原因の考えは否定された。しかし、眼圧が緑内障進行の最大の要因であるため、治療は眼圧を下げることで視野の悪化の進行を遅らせる対処法をとる。古くは緑内障=失明、といわれていたが、進歩の著しい現在でも、基本的には一度喪失した視野は二度と回復することがないため、失明の原因となる。

40歳以上の約6%がかかっているとされている。調査は昨年7〜12月に同病院の緑内障外来を受診した患者377人のうち、視野の狭くなる度合いが最も進み、かつ視力が0・7以上の患者35人を対象にした。

このうち日常的に運転していたのは22人。平均年齢は58歳で、運転していない13人の平均年齢(69歳)より若かった。緑内障を発症していた過去5年間に事故を起した人は6人(27%)で、最も多かった55歳の男性は物損事故3回、人身事故1回の計4回だった。この男性は人身事故を機に運転をやめたが、6人中4人は事故後も仕事や子どもの送迎などのために運転を続けていた。

事故を起した別の男性は「一時停止し左右をよく確認したのに、出い頭に車とぶつかった」と話しており、視野が狭いために見えなかったと考えられるという。また、危ないと感じながらも交通手段がないため運転を続けている人もいた。

国松講師は「視野の上半分が見えないと信号が見えにくく事故を起しやすいなどの傾向が分かれば、安全運転の指針づくりにつながる」と話している。

《交通手段がない、不便というだけで運転を許し、事故の範囲が自身や自身の周りだけでは済まず、他人にまで及んだ時、進行性の視野狭窄を知りながら、運転を許可した側は責任を取らないで済むのか。飲酒運転で事故を起した場合、酒を提供した側も、同乗者も引責を負うとすることと同じではないか。それともあくまで自己責任の範疇なのだろうか。》

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