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2008年3月15日 (土)

暴力教室

Julius_caesar  ユリウス カエサル
 
 今から2052年前の今日、
 BC44年3月15日 暗殺される

 “采は投げられた”で
 ルビコン川を越えてローマに入ってから
 僅か5年、56歳の時だった

(Photo by Wikipedia)

毎日新聞(3/13)から
福岡県は暴力沙汰では何かとお忙しい県のようだ。ピストルに飲酒運転、それに暴力団の温床のような中学校が話題だ。
 田川郡内の公立中学校で、一部生徒による授業妨害が続き、校長と教頭が心労で体調を崩し休職や自宅療養する事態となっている。管理職不在を避けるため、校長は今月1日に後任が着任した。生徒たちは2月末まで約1年間、校内の一室に隔離されていたが、現在は指導が及ばない状態にあり、教育委員会は「混乱の恐れがある」として卒業式の14日、県警に警備の要請を検討している。

《タイトルの暴力教室は、1955年製作のアメリカ映画。主演のヴィック・モーロー若かりし初出演映画。ナイフを抜いて教師とやり合うシーンは恐ろしいカットの連続だった。テレビ映画『コンバット!』(1962〜67)でサンダース軍曹を演じているが、こちらはいまだに日本のどこかの局で放映されている戦争映画。》

教委によると、これらの生徒は2、3年生の計8人。廊下の窓や校長室のロッカーを壊すなどの器物損壊や教師への威嚇行為を繰り返していた。また、校内を徘徊しては訪れた保護者に唾を吐きかけたり、2階渡り廊下から放尿したりしたこともあったという。

学校側は生徒たちを美術準備室に個別断続的に隔離したが、生徒はテレビゲームや電熱器、ラジカセなどを自宅から持ち込み、喫煙や飲食するなど事実上の溜まり場となったため、2月末に準備室は閉鎖した。現在も生徒たちは登校しているという。

この間、教頭は昨年末に約1カ月間休養し、2月下旬から現在まで自宅療養中。校長も2月上旬から病欠し、今月1日から休職した。ともに心労で体調を崩したという。

《学校が無策でそうなったとは思わない。全ては救いようのない悪ガキどもを作り上げた家庭、保護者の責任にある。中学生になってから道を教えてももう遅い。手の打ちようはない。幼い子どものうちから親の躾が出来ていない子は、小学生でも救いようもなく手遅れなほどだ。小学校の学級崩壊は学校でもなく、教師でもない、100パーセント親の責任にあることは既に何度もブログで書いてきた。その酷くなった状況がこの中学校の暴力教室だ。

一番に責任のあるこの悪ガキどもの親のことは何も報道されていないが、裸に剥いて世間に顔を出させるべきだ。子どもの悪については学校から注意も受け、子がどんな状態にあるのか知っているにも拘わらず、叱り、諭して改めさせることができないままに放置して、親の監督責任を放棄しているのだから。》

所管する自治体の教育長によると、学校側は生徒らの親に話し合を求め、生徒が一度は学校や親の注意を聞いても、仲間で群れると再び荒れだしたりするといい、結果的には改善できなかったという。

校長の病欠を受けて、教委は事故防止のため職員6人を連日学校に派遣。一部保護者も週一回、校内のたばこの吸い殻などを拾う活動を始めた。実態に憤る保護者は少なくなく、2月末の緊急保護者会では「生徒らを出席停止にしてほしい」との要望も出た。

また、4月に入学する新一年生数人は、親類宅などから通う形で隣接自治体の中学校への進学を決めているという。

《生温い。迷惑は果てしなく広がっている。保護者会も親を呼び出し、子どもと並べて矯正を誓わせることを求めるぐらいの強い姿勢が必要だ。少年保護法が邪魔をしているのだろうが、親が出来ないのなら、一刻も早く少年院にでも放り込んで叩き直す必要がある。悪貨は良貨を駆逐する(すでに、入学拒否が出ているのだ)。或いは悪い苗は摘まねば他の苗が腐る。悠長にこの子らの将来性云々を論じている場合じゃない。将来性はこのような治りそうもない餓鬼どもを期待してのことではない。》

同紙(3/15)から
同校の問題で、県警田川署は14日、グループの3年生(15)と2年生(14)を暴力行為等処罰法違反容疑で逮捕した。2年生は校長室の湯飲みを割り、3年生は校長用ロッカーを蹴って損壊した疑い。2年生は容疑を認めているが、3年生は「(扉が)開いていたロッカーを足で閉めただけ」と否認しているという。

《悪をしても、認める勇気もなく、言い逃れをしようとする。だいいち、ロッカーは足蹴にして閉めるものではない。まして目上の校長の私物や公用品も格納されいる大事な格納庫だ。親から愛情を注がれて家庭内教育や躾を受けていない目に見える証拠だ。

この子らを動物から人の子らしくさせるには、今はもう、少年院で何年かお世話になる以外はないだろう。

【付記】
2月26日午後8時35分ごろ、東京都北区の路上で屯(たむろ)して騒いでいた少年たちに、警視庁滝野川署地域課の巡査長(男・27)が、拳銃を突きつけ「いいかげんにしろ。今度移動しなかったら殺すぞ」と警告した件で、警視庁は巡査長を特別公務員暴行陵虐容疑などで書類送検するとともに、停職一カ月の懲戒処分に付した。

《この件では早くから、近隣の住民から500通を越える巡査長への寛大な処分を求める嘆願書が警察に出されていたという。福岡の中学生と同じレベルの高校生たちの問題だ。よほど目にあまる行為が連日付近住民を悩ましていたのだろう。拳銃の不法使用は許されることではないが、そのお陰で救われたのは、常日ごろの少年たちの騒ぎで悩まされていた近隣の住民であったろう。大人しく言っても聞かないのは中学生も、高校生も同じだ。家庭教育で親からは、このような行為で人に迷惑をかけてはいけないことを躾けられていないのだ。

警官の力がないと、普通の人間が注意をしても、逆に血を見る危険性があるから迂闊に者も言えない世の中になっているのだ。如何に幼い頃からの家庭教育が大切か、改めて知る必要がある。

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コメント

体罰という、愛の鞭 教育のアイテムを奪われた学校が、留まる事を知らない子供への指導は出来るはずもない。一方保護者は生後間もなく、保育園その他の施設に子供を預け、社会の教育機関が教育全てを、やってくれると勘違いしてる。ある校長が何故箸の持ち方、お辞儀の仕方を学校で、教育しなくてはならんのかと、嘆く。これから入学式を迎えるに、当って校長挨拶で『男子0名女子0名本日より預かりします』等の文言は控えて、保護者にはっきりと、最終的教育者はあなた方と伝えて欲しい。
そしてもう一度体罰について、現実を見据えて、世論を高めるべきだ。

投稿: 五島感銘 | 2008年3月17日 (月) 18時02分

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