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2008年3月10日 (月)

「ねんきん特別便」が届いた

初めて取り上げるねんきん問題。余りにも情報が溢れ返り氾濫している。今さら浅学の口を挟む余地などない。何かを発言しても、借り物の知恵でしかないだろう。そこで観点を変えて手元に届いたねんきん特別便について語ってみよう。

すでに年金を手にし始めてから10年以上が経過する。通算の就労年数が少ないのには疑問はあったが、特別深く問い合わせもして来なかった。そこへ思い掛けない特別便が配達されて来た。そこには次のような文字が印刷されていた。封書の表には『ねんきん特別便』の他に「年金加入記録にもれがある可能性があります。十分お確かめの上、ご回答いただきまうよう、お願いいたします。」とあった。そして、中にはテレビなどで何度も解説されているように、社会保険庁が把握している厚生年金の加入内容が列記されている「お知らせ」が同封されていた。保存している現在支給されている年金額決定時の算出記録内容と比較して間違いに気がついた。初めて就職した昭和20年代後半から現在支給されている記録の最初の年までの期間の、ほぼ9年間(うち3年は離職)のうちの6年分(ほぼ70カ月分)が欠落していた。

過去に何度かの引っ越し、結婚、家財の整理、身の回りの整頓などで、何処かに持っているはずの何枚も書いた履歴書がある筈と、上京後の就職活動時の履歴書を2日間かけて家捜しして見つけた。新宿区、品川区、江戸川区の事業所を転勤して廻った事業所が抜けていた。

早速、2月の下旬に近くの社会保険事務所に出向いた。先客で混雑していた。不明5000万件という数を思い知らされた瞬間だった。窓口を10箇所ほど設けてのやり取りが進んでいる。30分ほど待機して順番が来た。左右の窓口のやりとりが嫌でも耳に入る。テレビでも取り上げていた就職時の年代や企業名の確認作業で、記憶の切っ掛けを与える「カマ」を掛けるような言葉が出て質議が交わされている。

私の場合、幸い反古になった履歴書でも見つかったお陰で、企業名、住所など明確な記録をもとに年月まで含めた内容で担当者に提示することが可能だった。担当者が席を外してパソコンに向かって30分ほど過ぎて戻った。過去のうち、人生最初についた職場のことは照合が可能であったが、上京後の東京在での3事業所の照合は不可能であった。引き続き調査するとのことで調査依頼を提出して退所した。結果、記録洩れ約70カ月のうち、32カ月が明らかになった。不明のままに終わった調査依頼分は、後ほど(3〜6カ月)回答するとのことであった。

毎日新聞(3/8)から
社会保険庁は7日、5000万件の宙に浮いた年金問題の、記録照合が一段落して現時点でのまとめを明らかにした。そこでは基礎年金番号の記録に結びつく可能性があるのは1200万件にとどまっていることを明らかにしている。3月末までにこれらの記録の持ち主と想定される1030万人にねんきん特別便を送り、特定作業を進める。6日に全記録の照合作業を終えた。残る3800万件のうち、死亡して受給権のないものなどを除く2000万件近くは依然、手がかりがない記録とみられる。

「3月末までに照合を終え、持ち主と想定される人に通知する」とした政府公約について、社保庁は「実行できる見通しがついた」と説明するが、野党が「公約違反」と攻め立てるのは必至だ。

社保庁は、「氏名」「生年月日」「性別」を基礎年金番号の記録とコンピューター上で突き合わせる作業を進めてきた。持ち主らしき人が見つかったのは、受給者300万人分の350万件と、加入者730万人分の850万件、計1030万人分1200万件だった。

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