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2008年3月 5日 (水)

飲ミュニケーション

Panjee_6




確か昨日のテレビだった。いじめ(子どものいじめではない)を特集していた。大人の世界、それも職場でのいじめが増えているという。特に女性の多い職場で目立つ現象のようだ(テレビを見ていての感想で、レポートがそう主張しているわけではない)。そのため職についても耐えられずに草々に辞める人間も出ることになるという。特に古株の年長者からのいじめがあるようだ。それが嵩じて生産性の低下を招いた企業も出ていて、その対策に取り組んでいる。

この話に遠からず関連する内容の記事を当日の紙上で目にした。『飲ミュニケーション応援します』とある。
 日本綜合地所は3日、部下との付き合いを円滑に進めるため、管理職に月10万〜30万円の「部下手当」を4月から支給すると発表した。会食費や冠婚葬祭費に充ててもらう、という。

部長級23人と、それ以外の管理職(副課長から次長)39人が対象となる。支給額は、部長級で部下が20人以上の場合で月30万円、19人以下は月20万円、それ以外の管理職が月10万〜15万円。通常の給与振込口座とは別に、専用の口座を設けて、特別の手当てであることを明確にする。《別会計でないと、家庭騒動のもとになること請け合いだ。》

日本綜合地所はこれまで、取引先との付き合いなどは経費として処理できていたが、社内の飲み会は自己負担だった。今回の手当導入で年1億5000万円の負担増となるが、同社は「部下とのコミュニケーションに役立ててほしい」としている。

《ノミュニケーションがいじめの問題と遠からず関連するというのは、飲める人間と飲めない人間がいることと、酒の席がどのような席になるのか、ということだ。純粋に他愛無い世間話で席が過ごせれば何ごともないが、仕事を順調に進めるための潤滑油として酒を利用するとなれば、仕事熱心な上司で、その上酒豪とくれば、酒の席も会社や仕事の延長になることが推察できる。酒に弱い人間の最悪の場になる。飛び交う会話の内容にしっかりとついて行けなくなる。そのまた上に、思考力や判断力の鈍った朦朧とした頭で話に加わり、只酒の席の相づちや賛成が、仕事の取り決めごとになる悲劇まで起こってくる。上司のおごりとなると、部下の話の聞き手ではなくなる可能性(危険性)が生まれる。席に顔を出さない部下も出てくる。勢い上司の取り巻きに常連が巣食うことになる。参加しない人間への無視、疎外となり、いじめの原因となる要因を含んでいるのだ。

部下への分配に公平性が保たれないと不平が生まれる。酒に強い上司ばかりが揃っていれば飲む回数も職場で差はないが、余り飲めない上司の部下は飲める上司の部下を羨む。却って職場を乱すことになる。上司にとって諌言(かんげん)よりは取り巻き部下の甘い言葉も快い。酒飲みコミュニケーションが企業に取ってプラスになるとは決して思わないがどうだろうか。》

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