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2008年2月 4日 (月)

学術会議報告案「代理出産 全面禁止」

Snowdrop スノードロップ(まつゆきそう)

 早く咲き過ぎたが 雪の中
 陽を浴びて ホッと、暖かそうだ
 名前のとおり、雪のしずく か

代理出産に関する内容で数多く記事にしてきた。私は代理出産は「法の整備を前提として認めるべきだ」として賛成である。

毎日新聞(1/18、19、2/1)から
不妊夫婦のために他の女性が夫婦の受精卵を妊娠・出産する代理出産について、日本学術会議の検討委員会が全面禁止を求める報告書案をまとめた。妊娠・出産に危険が伴うことや生まれてくる子への影響が科学的に解明されていないことから、「法律によって禁止する必要がある」とした。営利目的での実施については「罰則が必要」としている。

関係者によると、昨年末から委員の意向を集約したところ、「部分的に許容すべきだ」との意見もあったが、「禁止すべきだ」との意見が大勢を占めた。18日には、背景説明や代理出産の許容性に関する部分の報告書案が示されものだ。代理出産を許容するか否かに関し、
 ◎死亡の危険性のある妊娠・出産を第三者に課す問題が大きい
 ◎胎児への影響が不明
 ◎「家」を重視する日本では強制や誘導が懸念される
 ◎本来の生殖活動から大きく逸脱している
 ◎胎児に障害があった場合の解決が当事者間の契約だけでは困難
などの問題点を指摘した。

そのうえで、このような技術を不妊夫婦の希望や妊娠・出産者との契約、医師の判断だけに委ねることは、「妥当性を欠く」として、法律による規制を求めたものだ。だが、法律で禁止する対象や処罰の範囲については意見が分かれた。委員の中には「全面禁止にはすべきではない。報告書は両論併記にすべきだ」との意見もあり、次回の調整に持ち越した。

一方、代理出産に関する科学的な研究について、国の厳重な管理の下で試行的に実施する方法があるとも言及している。具体的な実施方法は国が検討し、20〜30年に亙り、生まれた子の成長過程や出産した女性の健康状態について報告義務を課すなどを求める声も出ている。

また、生まれた子が出自を知る権利の確保や、第三者から卵子などの提供を受ける不妊治療の是非についても検討課題だったが、時間不足で結論がでないで終わった。

代理出産をめぐっては、厚生労働省の生殖補助医療部会が03年、「罰則つきで禁止すべきだ」との報告書をまとめ、日本産科婦人科学会も実施を禁ずる指針を策定しているが、任意団体で法的な拘束力は持っていない。

1月31日、日本学術会議は東京都内で公開講演会を開き、同会議の委員会が作成した「代理出産は法律で禁止すべきだ」との報告書案を説明し、会場からは賛否両論の声が出た。一部委員からも「認めるべきだ」との意見があったが、鴨下重彦院長は「生まれる子のことを考えるべきだ。報告書案の方向は変らないと思う」と述べた。

委員の水町紀子・東北大教授は「子が欲しいという希望は、周囲の圧力などによって生まれたものともいえる」と、案を支持。一方、委員の加藤尚武・東京大特任教授は「全面禁止するほどの危害があるとは思えない」と禁止に反対する見解を示した。

同じ公開講演会に参加していた、諏訪マタニティークリニック(長野県下諏訪町)の根津八紘院長は、06年以降に3組の代理出産を実施し、2人の子どもが生まれて1人が妊娠中であると発表した。根津院長は「危険な状態になった女性はいない。日本学術会議の報告書案は到底承服できない」と話した。同院長によると、代理出産を引き受けたのは、いずれも40代以上で母親を含む親族の女性。「研究を深め、高齢者の妊娠、出産の充実をはかるべきではないか」と述べた。日本産科婦人科学会の吉村泰典理事長は「学術会議で検討中で結論を待つべきだ」と話す。

《18日の会議の報告書案の内容は、最後の生まれてくる胎児に障害があった場合の問題にいっそうの検討が加えられねばならないが、他の項目は、どれも最初から反対するために指を折って数えたてるようなものだ。「家」を重視するのは会議を構成する委員の年代であって、現代の、いやこれからの若者たちには「家」は決して家庭の核となるものではない。「胎児への影響が不明」に至っては理由にならない。それをいえば代理出産に限らない。誰のどんな出産でも当てはまることだからだ。古来女性の出産は動物として当たり前のこと、病気ではない。それが何時の間にか現代人は医者の手を借り、病人扱いしなければ産めない身体に弱体化してしまった。今にも壊れる腫れ物に触る状態になった。

また、水町委員のいう「子が欲しいという欲求は、周囲の圧力から生まれたのであろう」は同性の言葉とも思えない。これこそ封建時代の「子無きは去れ」を思い出す言葉だ。私は、女性が子を持つのは母性本能だと思うのだが、水町は人から言われ、強いられて子を産むのだと言う。他に、学術会議のメンバーとはどのような人たちで構成されているのだろか、是非知りたいと思う。

外国人の腹まで借りて子を持った女性もいる。自分の胎内で育てたいのにできない女性には、代理出産が救いとなる。何でもかでも、というのではない。冒頭に書いた「法の整備を前提として」は欠かせない条件だが。》

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