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2008年2月22日 (金)

いじめ事件 検挙・補導は前年並み

毎日新聞(2/21)から
児童・生徒が昨年いじめに絡んで起した傷害、恐喝などの事件は201件で、前年比13・7%減少したことが警視庁のまとめで分かった。03年以降4年連続で増加が続いていたが、5年振りに減少した。しかし、検挙・補導された児童・生徒は457人(同0・7%減)と前年並みの深刻な状況が続いている。多少とも検挙件数が減少したことについて、同庁は「いじめに対する学校側の対応が進んだことも一因だ」と分析している。

《「学校側の対応が進んだ・・・」とは、学校の対応を口を極めて攻撃し続けていたマスコミにしては珍しい論調だ。というよりも、元々責任が学校にある訳ではないからだが。ポチポチと、輿論としても挙がってきたいじめる側の親の責任について、或いは裁判所の判決でもその責任を指摘することがあってから、メディアとしても多少とも気がつくこともあったのだろうか。》

「いじめ」に保護者の監督責任を認める判決 07/12

同庁によると、いじめる側の児童・生徒が引き起こした事件は195件と大半を占めたが、逆にいじめられた側が起こした事件も6件あった。《というが、これ正当防衛の行き過ぎで、過剰防衛ということなのか》。
検挙・補導された児童・生徒の内訳は
 小学生・・・26人(5・7%)
 中学生・・・349人(76・4%)
 高校生・・・82人(17・9%)
で、中学生の事件が目立っている。
《高校生ほどの思慮分別を持てず、短絡的な弱いものいじめの傾向に陥りやすい年齢だ。それも一人でなく集団で行ういじめになりやすい。ここにも大人の世界と同じく空気を読む力が作用する。だれか先頭に立つリーダーがいて、その力に集まる集団をつくることで自分自身はいじめから免れることができる。設問には、いじめたのは単独行動であったか、仲間を入れた複数であったのか、いじめの対象は1回1人であったのか、繰り返しあったのか、複数のいじめる対象があったのか、なども加えればもっと詳しい子どもたちの精神構造が分かると思うが。》

このことは次のいじめの原因・動機別(複数回答)のデータに明瞭に出ている。
 力が弱い・無抵抗・・・43・3%(前年比3・0ポイント減)
 いい子ぶる・生意気・・12・9%(同2・1ポイント減)
 よくうそをつく・・・・9・2%(同2・9ポイント増)
 態度動作が鈍い・・・・5・9%(同1・9ポイント減)
などとなっている。

《すべていじめる側の勝手なへ理屈だが、「人それぞれ」に人格があることは、教えられなければ全く理解できない年齢だ。もっと幼いころから世の中にはいろんな人がいることを、それだから人とは仲良く、優しく、助け合うことを、親が(そう、学校じゃない)家庭教育の中で教え、学校という集団の中で生活できるように育てておくことが保護者としての責務なのだ。》

一方、被害を受けた児童・生徒が相談する相手は誰か。
 保護者・・・・・・61・7%(前年比4・6ポイント増)
 教師・・・・・・・28・6%(同7・6ポイント減)
 警察などの窓口・・21・4%(同9・6ポイント減)
 どこにも相談なし・15・0%(同6・9ポイント減)

以上、警視庁のまとめだが、さて、これをどこに下ろしてどのように反映させるのか。ただ、毎年やっていることだから今回もやって数年分の比較をするだけのデータであれば無意味なことだ。この項目は増えたこの項目は減ったではなく、どう活かすかを提起するべきだろう。

「なれ合い型」学級といじめ 06/11
再生会議「いじめ」緊急提言 06/12

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