夜間運転の基本はハイビーム?
地域によっては危険な情報だ!
毎日新聞(11/10)から
茨城県警が昨年5月に始めた、夜間に車のヘッドライトを原則上向き(ハイビーム)にする指導が、全国に広がり始めているという。同紙が47都道府県警に聞いたところ、13県警が本部が中心となって取り組んでおり、ほかに2県警も「将来的に指導する」と回答した。一方で「対向車の多い都市部では逆に危険」という声もあり、対応が分かれている。
《私が教習所(都内)で習ったのは、対向車のドライバーの目に入ると眩しくて前方が見えにくくなるから、車の流れの少ない郊外では使用するのも良いが、対向車を認めた際は素早くロービームに切り替えること。と教えられた。私の場合は、車の前を数台の仲間同士の自転車が広がって徐行して危険な時に、後ろに車が近づくことを知らせるサインとして、ハイビームを使うことが度々ある程度で、20年近い間、殆どハイビームを使用したことがない。》
同紙は10月下旬〜11月初めに各都道府県警本部に電話で問合せをした。本部レベルでの指導は青森、秋田、富山、福井などであった。また、千葉、兵庫が将来的に取り組むとし「問合せがあれば上向きを指導」(埼玉県警)というケースもあった。
7月に指導を始めた青森県警は6月に検証実験を実施した。ハイビームは約100メートル先まで照射できたが、ロービームは約40メートル先までで、運転手が黒っぽい服の人を認識できたのは約26メートル手前だった。時速60キロで走行時は急ブレーキを踏んでも間に合わなかった。
茨城県警は06年4月に夜間事故の傾向を分析、ハイビームの事故防止効果に着目した。県警本部が中心となって、テレビ、ラジオや道路の電光掲示板で「上向きが基本」と呼び掛ける取り組みを始めた。「比較できるだけのデータはまだないが、夜間の対人事故が減った手ごたえがある」としている。
一方で、「歩いていて眩しくて転倒したら責任を取るのか」(山口県警)など、取り組みを始めた各県警には苦情も寄せられているという。道交法は、対向車とすれ違ったり前に車がいる場合は「ライトを消すか減光するかロービームに切り替えなければならない」としており、都市部では頻繁に切り替えねばならず、「却って危険」(神奈川県警)という声もあった。警察庁広報室は「地域の現状にあわせて安全な方を選んで指導すればいい」としている。
《好きなように勝手にせい?、道路交通法の「灯火」について、現状の6項目の内容を地域別に書き換えることが必要になるのだろうか。それとも運用面で対応しろ、とだけ? 長距離運転中に、地域を通過する度に、規則が変わったのでは混乱を招くことになる。「却って危険」と思うのは至極当然の心配で、車同士のすれ違いでは眩しくなって、目を瞑ったり逸らせでもすれば事故の危険がある。逆に事故発生率が上がるのではないか。特に雨天運転時、油膜が残っていたりすれば、対向車のハイビームは前方確認に困難を極める。眩しいだけではなく、互いに重なる光で、雨でなくても歩行者が見えなくなることも起こりうる。そうでなくても運転マナーの悪くなっている現状から考えても、こまめにハイ・ロウを切り替えることに期待は望めない。茨城県警も、まだ比較できるデータはない、と言うように不確かな実験でしかない。長期的には必ず失敗すると思うのだが。》
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