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2007年11月12日 (月)

フィギュアスケート ほか 

♦中国黒龍江省のハルピンで行なわれていたフィギュアスケートのグランプリシリーズが10日、終わった。

女子体操のところで触れたが、こちらアイススケートはもっと酷い状況だ。、やっとオムツが取れたような米国の14歳、キャロライン・ザンというベビーが滑った。結果はなんと2位だ。コスチュームが女性のものであることで区別ができるような中性的な小柄な体でぎこちなく、どうして2位に入るのか不思議というよりない。滑る姿は哀れなものだ。なぜ、もっと厳しいクラス分けをしないのだろう。体操の項で書いた、曲芸が見たければサーカスや曲技団を見ればよい、というのがフィギュアスケートには当てはまらない。体操ほどの曲芸が含まれていないからだが、だからこそ余計に技術に裏づけされた女性の優雅な動きを求めたくなる。

日本の村主のように、過剰なまでの豊かな表情を持つ滑りと比較すれば、ザンの場違いな子どもの演技の拙さは一目瞭然で違いが分る。一方は大人の演技、一方は・・・、とても女性としての比較をすることなど不可能だ。優雅な美しさなど微塵もなく、可愛らしささえ欠けている。単純にアメリカ代表というだけの評価なのだろう。

♦禁固刑4万年
スペインの話。マドリードで04年3月11日に起き、死者191人を出した列車同時爆破テロ事件で、殺人罪などで起訴された被告計28人に対する判決公判が10月31日、マドリードの全国管区裁判所で開かれた。被告21人を有罪とし、このうち主犯格のモロッコ人のゾウガム被告、同エル・グノウリ被告、スペイン人、スワレツ被告の3人に、それぞれ約4万年の禁固刑を言い渡した。

ただ、スペインの現行法では刑期40年を最長と定めており、3人は各禁固40年に処せられることになる。検察側が中心的存在としたエジプト人、アハメッド被告ら7人は証拠不十分で無罪となり、釈放された。スペインに死刑はない。

《笑い話じゃない、れっきとした裁判所の下した判決だ。4万年間牢獄入りで一生を終えることになるのだが、懲役と違って原則働く義務がない。しかし、この判決、考えてみれば期限がないとする無期と、どちらが長いのだろう。きっと無期は4万年よりも長いのでは。》

♦喫煙注意され暴力
東京都府中市のJR南武線府中本町駅で10月、禁煙場所での喫煙を注意した男性が、喫煙していた男に殴られ、顔面骨折で全治7週間の大怪我をしていたことが分かった。警察官に傷害容疑で現行犯逮捕された男は「注意され、頭に来て殴った」と供述、傷害罪で起訴された。男性は「モラルを守れない人を注意してなぜ暴行されるのか。今後もルール違反には間違っていると言っていきたい」と話している。

注意した男性は、これまでも禁煙場所での喫煙を注意して無視されたり、怒鳴られたりした経験があり、喫煙者のモラル低下に心を痛めてきた。「相手を思いやれない人が増えた。公共の場所を自宅と勘違いしているのでは。今後も毅然とした態度を貫いていきたい」と話したという。

《それほど喫煙者のモラルは低下しているのだろうか。事件が起った場所は駅の舎屋内なのか、ホームなのかはっきりと書かれていないが、ホームに立てば喫煙者のモラルは数年前に比べると格段に上がっていることが理解できる。以前はどこの駅もホームのすぐ下の線路上は、敷かれている石が見えないほど隙間ない吸い殻の捨て場所になっていた。今は、そう、その散らばっている吸い殻の数は数えられる程度のものに減っている。歩きたばこも極端に減った。愛煙家はみな、肩身の狭い思いで遠慮深く吸っているようだ。現在私は好き好んで喫煙を休んで15年以上が経過した。健康のことを思っての事ではない。ただの気紛れで休んでいる。私見だが、特に外気の流れる屋外ではたいして害のない副流煙など気にすることはない。禁煙は法律ではない。地区条例でも決められていないところだってある。条例で決められていなければ、禁煙と書かれていても、それは禁煙に協力されたいとの協力依頼なのだ。禁煙が義務ではない所での注意はトラブルのもとになることも知っておこう。》

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