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2007年9月20日 (木)

高3自殺

7月3日午後、授業中に「トイレに行く」と教室を出た後、5階の渡り廊下から飛び下り自殺をした男子高校生がいた。ズボンのポケットから、同級生数人の名前と金を要求されたことなどが書かれた遺書らしきメモ3枚(A4)が見つかった。

兵庫県警少年捜査課と須磨署は17日、私立滝川高校(神戸市須磨区)3年の男子生徒(17)を恐喝未遂容疑で逮捕した。飛び降り自殺した同じクラスの男子生徒から、金を脅し取ろうとした疑いである。被害生徒は複数の同級生に金を要求されていたと記したメモを残しており、こうした嫌がらせを苦に自殺したと見られる。県警は逮捕された男子生徒を含む計4人が、被害生徒に40万円以上を要求していたとみて捜査をしている。

調べでは、男子生徒は6月、被害生徒に複数回に亙り、携帯電話で「夏休み明けまでに金を払え。払わなかったら何されるか分らんぞ」とのメールを送って現金5万円を支払うよう要求したり、他の同級生にも1人3万円ずつ渡すよう要求した疑い。調べを受けている男子生徒は容疑を認めているという。

男子生徒を含む4人と被害生徒は、学校のフットサル同好会に所属。今春ごろから「うそ1回につき1万円を払う」という取り決めを被害生徒に一方的に押しつけ、金を要求していたという。4人は県警の任意の事情聴取に対し、「最初は遊びだった。でも、要求を続けるうちに金をとれると思い始めた。そう思うと、本当に金が欲しくなった」と供述していることが分かった。元々は仲が良かったという2人だった。

また、学校側によると、フットサル同好会の紹介のためのインターネットのサイトには途中から個人攻撃が目立ち始め、中傷記事も混じったりしてサイトは既に削除されたが、被害生徒はそのことにも遺書と見られる文面で触れていたという。

《それにしてもこれらのことが高校の中で起ったことが信じられない。まるで町なかのゴロツキに囲まれた弱い市民の話のようだ。無気味なのは新聞(毎日)の論調だが、今のところ学校の管理怠慢との見方はしていないようだ。これまでは、何かことが起ると一斉攻撃で学校を、校長を、教師を、責め立てたメディアが今回はいつになく冷静に見ているようだ。しかし、いつ何時牙を剥いて飛びかかることか心配ではあるが。

遊びで始めたという嘘1回1万円も笑って流せる約束事ではなかった。そこにはフットサルで活発に走り回り汗を流す被害者が、従わざるを得なかったほどの力関係があったのか、単純に多勢に無勢のゴロツキの論理なのか、普通に高校生の金銭感覚では考えられない恐喝紛いの金額だ。被害者がまた、それに従わざるを得なかった理由とはなんであったのだろうか。要求額は40〜50万円に上り、要求に応じるためか、被害者は学校に無断でアルバイトまでしていたともいう。まるで蛇に睨まれた蛙のようではないか。

自殺した被害者には心を打ち明ける両親がいないのだろうか、苦しく、つらいことを、親に告白するよりも、自殺する方が簡単なことだったんだろうか。自分の力で耐えて過ごせる範囲であるなら、そして、自尊心の強い子なら、親には言うまいとするだろう。だけど、死ぬことを選ぶほどの意志を持っているのなら、現在の自分の力に余るものを人生の先輩の親に、告白する勇気もまた持ち合わせているはずなのに。死に急ぐのはやはり、逃避でしかないと思う。》

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