クルマの話題 と 酒
話題 1、
東京都内に営業所のある359のタクシー会社が、来年1月7日から、喫煙の全面禁止を決めた。東京乗用旅客所同者協会(会長・富田昌孝日の丸交通社長)に加盟している法人タクシーは約3万4000台で、このうち禁煙車は約3%(3月現在)。都内の個人タクシーが約1万8000台、教会への非加盟も50社ほどあって禁煙化の足並みが揃えにくい面もあったが、「地方で全面禁煙が相次いでおり、現状の禁煙車が2割のままでは利用者の理解が得られなくなって来た。一部禁煙より足並みを揃えた方が各タクシー会社の理解も得られやすい」と説明している。(協会幹部)
《非加盟の会社(や個人営業のタクシーが、逆に反骨で「喫煙可」を売りにすることを考えないのだろうか。喫煙タクシー乗り場など設けて愛煙家の利用を狙えば儲かるのでは。いろいろと多い苦情も一掃される。一方で自由に売っておいて、蛇蝎のごとく爪弾きし、愛煙家の権利を無視することばかりを対策する。
7月26日のブログで取り上げたが、喫煙で肺癌を起す新たな遺伝子が発見されたばかりだ。今までは統計学的な推定でしかなかった喫煙と癌の関係は、やっと医学的に解明される段階に入った。非加盟の会社や、個人営業のタクシーの愛煙家の運転手さんも長時間の勤務の中で、時折りは喫煙で中休みが取れれば癒されることだろう。それに車内にこもったタバコの臭いは、腐った柿のような酒飲みの吐いた息がっこもった車内よりは余ほど我慢できる。いずれにしても、喫煙、禁煙などと頭を悩まし、このような姑息なことを考えつくよりは、いっその事日本からタバコは栽培も販売も輸入もしない、と決めてしまえばよい。》
話題 2、
こちらも酒など売らなきゃよいものを、売るばかりに酒に飲まれるバカが後を断たず、その事後処理に頭を悩ます。事故が起きないようにとの対策だが、起った事故の後処理には違いない。車を運転する前に飲酒の事実を検出し、車が始動しないようにする対策は、これまでにもいろいろ考えられてきたが、今度は日産が飲酒の事実を検出する方法として、飲酒した人間が出す汗に含まれるアルコールを感知して運転させない新技術を搭載したコンセプトカーを開発した。
シフトレバーの先と運転席の上部などにアルコールセンサーを設置する。シフトレバーを握った運転者の手のひらの汗から微量でもアルコールが検知されれば、音声やカーナビの画面で警告し、シフトレバーを動かなくする。また、スピードメーター付近の小型カメラが運転者の顔の動きを乗じ解析する。長く目を閉じるなど運転中に居眠りの兆候がみられると、自動的にシートベルトをきつく巻き上げて注意を喚起する。
センサーは制度が高く、少量の酒でも汗からアルコールを感知するため、飲酒した同乗者が場合に誤作動しないかなどの実証試験を行った上で実用化を目指すことになる、という。
《逃げ道はいくらでもありそうだ。先ず、少量の汗も感知するとしているが、手袋をした手の場合は、それも薄いゴム手袋や、皮手袋などへの反応はどうなんだろう。それに息の場合は飲酒直後から反応するが、汗の場合飲んだ後、何秒の単位なのか何分の単位なのかによっては抜け道もあろう。 また、カメラは役には立たないだろう。監視カメラでも目潰しで犯行は可能だ。チューインガムでも詰め込んでおけば済むのではないのか。それに居眠り注意に反応する時間が、「長時間」とだけではでは分らない。事故は瞬間で起る。シートベルトに反応した時にはすでに死んでいるか、殺しているかになる危険性が高い。何をしても役には立たない。やはり酒が売られている以上、飲む人間のモラルに期待するよりほかはない。それでも事故を起すようなクズには生涯二度と車には乗ることができない罰則を設けること以外はないだろう。》
話題 3、
クルマではないが、酒絡みの問題。関東でも長梅雨のあけた8月最初の週末となった4日、各地の海や川では6人が死亡、2人が行方不明の水難事故が発生していた。茨城県日立市の伊師浜海水浴場に家族5人で来ていた37歳のお父さんが死亡。神奈川県藤沢市鵠沼海岸では同市の中学生2名が行方不明になっている。かれらは気の毒というのだろうが、次の阿呆たちは死に場所を探してやって来たと見るのがいいだろう。
静岡県西伊豆町田子の田子瀬浜海水浴場で、午後1時半ごろ、同僚5人で遊びに来ていた埼玉県鴻巣市生出家、会社員、宇佐神和彦(48)が、沖合い約100メートルでうつ伏せに浮いているのが見つかり、間もなく死亡した。缶ビールを飲んだあと、午前9時半ごろから泳いでいたが、姿が見えなくんあっていたものだ。酒をくらって波のまにまにいい気分であの世に旅立ったのだろう。
別の所では、神奈川県横須賀市の走水海岸では午後2時ごろ同市三春町6、会社員、葭村智美(32)が沈んでいるのを同僚が発見、病院で死亡が確認された。会社関係者約80人とバーベキューをして飲食後、海に入ったということだ。
《こういった連中は、毎年繰り返し流される水難事故のことを見聞きしたことがないのだろうか。或いは会社関係者の行事なら、幹事か世話役がいなかったのだろうか。80人も居た中に、飲食後に海に入るに当って注意できる正常な神経の人が混じっていなかったのだろうか。或いは自動車の場合なら、乗るなら飲むな、になるが、海水浴が目的なら、酒が持ち込まれたこと自体が間違いだ。桜の木の下でのみ、精々喧嘩することで済むものではない。「人が集まるところには酒がある」でもよいが、死出の旅路の別れ水になるような酒は慎むがよい。こちらも酒を喰らっていい気分で死んで行ったろう。》
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