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2007年8月 4日 (土)

タレント候補は OK? NO?

参院選は終わったが安倍の居座りで政局は波瀾含みだ。
今回もタレントと呼ばれる人たちが多く立ったが、結果は沢山の人たちが落選した。何時もの「石田衣良の白黒つけます」だが、ふと思った。タレントって何だろう。
そもそもタレント(talent)とは才能、手腕を意味する言葉のはずだ。これを人にあてはめて考えれば才人であり、才能ある人を指す。現在では総じて芸能人を含む雑多な職業に従事する人たちを含んで使用されている。学者あり、大学教授あり、踊子あり、ヤンキーあり、弁護士あり、プロのレスラーや野球選手あり、映画俳優にアナウンサー、一般市民、などなど、多種類の活躍先から国会を目指している。これらを踏まえて『タレント』と一括して呼ぶ例にならって見て行くことにしよう。

先ずはOK派から(《》内は私見)
「タレントとして活躍できるセンスの良さや活力は政治に生かせる。政治に興味のない若者も触発できるのでは」(札幌市・ペイ)、「問題はどういう信念で政治に取組むか。タレントだからノーはナンセンス。でも著名人擁立に躍起の大政党には疑問です」(京都府長岡京市・紅茶猫)、「ぜんぜん問題なし。世襲議員なんかより、よほど社会の厳しさを身に沁みていると思う。世襲議員の常識は日本の非常識。タレント素人議員がおおぜい国会にいる方が絶対に日本がよくなる」(大津市・弘志)、《世襲議員を持ち出すこともない、上の解釈でいけば、皆、タレントなのだから》

タレント候補はイエスかノーか
〈有効票数〉4441(男:1889 女:2552)
          OK     NO
  全 体    32・9%  67・1%
    男    37・7%  62・3%
    女    29・4%  70・6%
 10代以下男   42・3%  57・7%
 10代以下女   32・0%  38・0%
 20代  男   41・6%  58・4%
 20代  女   32・7%  67・3%
 30代  男   40・8%  59・2%
 30代  女   30・5%  69・5%
 40代  男   35・0%  65・0%
 40代  女   29・5%  70・5%
 50代  男   33・3%  66・7%
 50代  女   21・9%  78・1%
 60代  男   21・3%  78・7%
 60代  女   16・3%  83・7%
 70代以上男   11・1%  88・9%
 70代以上女   36・4%  63・6%

《若い世代ではタレント候補に比較的寛容な傾向が見られる。》
続いてタレント候補ノー派の意見。
「人気取りの立候補にしか見えない。自分がこの国を動かすという意欲があるなら、きちんと勉強して、タレント辞めてから立候補して欲しい」(住所不明・ヨリコ)、「知名度を確認するだけでいいなら吉本興業やホリプロとかの芸能プロダクションが政党になった方が早いんじゃないか。第一政党も夢じゃない」(奈良県河合町・てんとうむし)、《票を集めるだけならそれもよい、そこで漕ぎ出した船は波のまにまに何処へ行くのやら、だ。コメントとしては面白いが、洒落にもならん。》「情けない・・・タレントが直ぐに政治家になれるほど、政治家の仕事って簡単なの?」(大阪府八尾市・フジフジ)、《簡単でないから名の上がる人物は限りなく少ない。やはりすぐには政治家にはなれないからだ。》「国会で居眠りしてる議員よりまし。やはり憲法改正などの高度な専門分野でどの程度勉強しているか未知であり、怖さがあります」(京都府宇治市・匿名)、《憲法改正に絞ればタレントでなくても難しい問題だ。外交や国際問題とも絡み、国会議員の何人が対応できるか未知数だ。安倍からして改正を声高に口にするが、周りには優れたブレーンの1人もいるようでもないし、歴史認識に疎く、外交センスもない、彼程度の器で憲法問題に携わることには、決して適任者であるかはなはだ心もとない。》

いつものように石田が最後に推すメールを。
「最近、政治家もタレント化していますよね。ビジュアル系で見た目もそこそこ、しゃべりも上手く、天下国家の難しいことも平易ね言葉で解説し、なんとなくわかったような気にさせる。世の中これだけ複雑で、不信にあふれていると、『白黒つけます!』ではないけれど、正しいかどうかは別にして、竹を割ったようにスパっとすっきりさせてくれる人に惹かれてしまいます。こうしてますます物事の本質から離れていってしまうんですね」(長野県・まほら)

《それにしても、投票の基準は党か人物かになるわけだが、今までの日本の獲得票数は、安倍風に言えば地域地域のレジームのしがらみが中心になったものであった。昔から世話になった人のお坊っちゃんだ、お嬢ちゃんだ、可愛い孫だで、ちやほやされて国会に顔を並べる。そうではなくこれからの選挙には、立候補者1人1人の人となりが比較できる仕組みが必要だ。その上に民主主義の数の論理が作用する、個ではどんなに優秀な人物でも施策を実行するのには限界がある。従って政党独自のマニフェストが大事な指針となるのだ。それが有権者の選択の基準とならなければならない。衆議院選挙にはそれこそレジームからの脱却が必要だ。》

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