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2007年7月20日 (金)

犬も食わない話

騒動は今月の始め5日の日、東京は有楽町の雑居ビルで起っていたものらしい。何でも若い夫婦の刃傷沙汰の犬も食わない例のヤツ。

知り合って2カ月後には結婚し、一カ月後には別居したとか、忙しいことだ。今流行りのばか者同士のカップルだがこれがまたまた驚く。お互いに、少なくともいい大学と呼ばれている慶応義塾(男23)と東京大学(女23)を出ている阿呆だ。

人目惚れというのは昔からあることだ、知り合って次の日に結婚したって可笑しくもないことだ。しかし、すぐに始めた新婚住居からは女の悲鳴で「キャー、止めて」が聞こえていた、とは近所の話。今朝のテレビはしきりに高学歴同士をアピールしている。高学歴とは勉強がよくできました、というだけで、常識が備わっていることでも、知恵があることでも、利口なことでも社会で生きるために必要ななモラルやものごとを判断する価値基準が備わっていることでもない。この二人に関して云えば、根っからのバカもの同士だ。これこそ二人を育てた親の顔を見てみたいものだ。普通以上の生活レベルで学資を出してもらい、近所からは頭の良いお坊っちゃん、お嬢ちゃんで来たのだろう。小遣いに不自由せず、金銭感覚には最も重要な労働の対価も教えられず、使い方だけを知る。社会生活に大事な他人(ひと)を思いやる心も教えられていないから、他人の心の痛みも察することもできない阿呆が出来上がる。

この騒動、要は代表的な犬も食わないバカ夫婦の話だ。

通常国会最終日の5日、改正DV防止(配偶者暴力防止法)が成立した。9日の新聞は『ドメスティック・ヴァイオレンスと呼ばれる家庭内暴力が後を断たない』。と書いた。何の気なしに読むと可笑しくないが、これ、可笑しいよ。日本語に直して見ればこうなる。そもそもドメスチック・バイオレンスが「家庭の暴力」→「家庭内暴力」として使われている。結局英語と日本語で2度言い方を替えて表現していることになる『馬から落ちて落馬して』とおなじことだ。横文字コンプレックスの間の抜けた表現だ。

この法律、議院立法による01年の制定から2度目の改正で、来年1月施行だ。全国の警察が昨年1年間に認知した家庭内暴力は1万8200件を超え、過去最多になった。内閣府のアンケートでは、配偶者から暴行を受けた経験がある女性は4人に1人に上るという。

DV法の柱は被害者の申立てを受けて、裁判所が加害者に対し、被害者への接近を6カ月間禁止や住居から2カ月間退去の保護命令を出す制度だ。従来の法律では申立ては棒力を受けた被害者に限っていたが、改正法は生命・身体への脅迫を受けた人も対象に広げた。命令内容も、新たに面会要求や無言電話、連続しての電話、メールなど8項目の6カ月間禁止を加えた。

さらに、接近できない相手を被害者本人と子どもに限定していたが、被害者の親族や支援者らにも拡大した。被害者が配偶者の被害が親族にも及ぶことで離れられないケースもあることからだ。

昨年裁判所が出した保護命令は2200件を超え、こちらも過去最多だった。命令違反は1年以下の懲役などに問われるが、昨年は命令違反の検挙が53件に上っている。12月には徳島県で、接近禁止命令を受けた夫が探偵を使って別居中の妻の居場所を突き止め、刺殺する事件も起きた。命令によって逆上した末の凶行であった。

今までの交通事故や少年犯罪などの裁判で“加害者保護”とそしられたことが、この改正家庭内暴力保護法では厚い被害者保護へと考えを動かしたようだ。まして大概の被害者が女性であることが厚い上に厚い保護で覆われることになった。

しかし、家庭内暴力は結果の行為だ。結婚するに当って、或いは同棲するに当って、どんなに勝手でがさつな男であったとしても、最初から配偶者たる女性に暴力が加えられることを期待して挙式や同棲をする人間がいるわけがない。結果には何らかの原因がある。女性の保護を100パーセントとするような法律だが、多分に女性の側に己が蒔いた種でもある部分があるはずだ。だからといって暴力が許されないことは承知だ。喧嘩両成敗を唱えるわけもない。最初に取り上げたバカな二人もそうだが、お互いに人格を確認することもなく、知り合えば慎みなく即セックスが先行する男と女の中では売り言葉に買い言葉の口論が起っても当然だろう。

新聞は「根本解決を目指すには、DVが重大な人権侵害であると加害者に認識させることが不可欠だ」「加害者をどう更生させていくか、国はその調査研究を進めてほしい」と書く。

昔から泥棒にも3分の理(理屈)という言葉がある。家庭内暴力を振るう夫にも泥棒の理屈があるであろう。昔は「臭いものには蓋」で済んだが、現代の世の中は臭いものは元から断たなきゃダメだ。乱れ切った性モラルの建て直しを図らない限り、諦めに近い心境になるが限り無く犯罪と取締りの追いかけっこは続くだろう。

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