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2007年6月19日 (火)

レジ袋削減で

毎日新聞(6/19)から
「改正容器包装リサイクル法」
レジ袋などの削減に向け、年間50トン以上を使う小売業者に削減目標と実施の報告を義務づける法律。進捗状況が遅い場合、勧告を出し、従わなければ企業名を公表する。それでも従わない時は是正命令を出し、命令違反には50万円以下の罰金を科す。

施行から2カ月半が経ち、スーパーを中心に、削減の取組みが広がっている。レジ袋の有料化や、レジ袋を辞退した顧客への割引きサービスなどが広がりつつあり、各スーパーが発売する買物袋「マイバッグ」も人気のようだ。一方で、有料化が売上げに響いた店鋪もあり、課題も浮き彫りになっている。

1月に大手スーパーで初めて一部店鋪のレジ袋有料化に踏み切ったのは、年間11億枚を超えるレジ袋を使うイオン。京都市内のジャスコ一店鋪で1枚5円にしたところ、辞退率が22%から80%に跳ね上がった。6月からは京都、仙台など5店鋪に広げ、今後も順次増やす。関西が中心のイズミヤも2店鋪で有料化し、辞退率が9割に達するなど、効果が確認された。

スーパー82社が加盟する日本チェーンストア協会の調べでは、5月末までに有料化が実施されたのは全国で計7店鋪のみ。6月以降は、イトーヨーカ堂などの計9店鋪が加わり、徐々に増えている。

ただ、有料化の悪影響が出たケースもある。首都圏中心のサミットは1月から都内の1店鋪で実施したが、主に米や酒類の販売が落ち、僅かだが客数も減った。最近になっても導入前の水準にもどらず、「店だけが旗を振っても難しい」と悩んでいる。現状のままでどこまで取り組みが広がるか未知数で、チェーンストア協会は、レジ袋有料化を義務づけるよう国に要望している。

一方、レジ袋削減を後押ししようと、大手スーパー各社は使い勝手のよい買物袋を相次いで発売し、人気を集めている。また、レジ袋を辞退すれば、2円を割り引くサービスを始めた西友は、1枚20円で買物袋を発売。簡単な作りのため20回程度しか使えないが、傷めば無料で新しいものと交感してくれる。

わが家で利用するのはイトーヨーカ堂、ダイエー、COOPが殆どだが、何度もブログでレジ近辺のことは書いてきた。もう何年も前からわが家はレジ袋は辞退してきた客になるが、イトーヨーカ堂とダイエーは買い物一回の精算時にスタンプを1個捺してくれて、カード1枚20個分が埋まると100円の値引きがある。各フロア、各店のレジでスタンプをくれるから、フロア、店を移って買い物をする日は何個も増える。

両店鋪で目立つ風景も何度も触れた。レジを通過して、持帰るための整理の段階で、備え付けてある小袋の使い方は常規を逸している。買った商品を一品ごとに小袋に詰める人、トイレットペーパーよろしくゴロゴロと引っ張り出す人、ボクシングのグラブの下に巻き付ける包帯(?)のように何重にも手に巻き付け、一度ならず繰り返してごっそりと戦利品のように持帰る人、只で使えるものは使わないと損、とでも見える不様な客(年齢、性別を問わず)たちは後を断たない。

また、こちらも書いてきた。わが町のCOOPではレジを通過した後の持帰りの整理のデスクには袋が積まれてあり、3、4年前から利用する人には、1枚分「5円を投入して下さい」と書いて箱が備え付けてある。わが家は専用のものを用意して行くから備え付けを利用することは殆どない。殆どない、とはたまにある、ということだ。思わずかさばったものを買ってしまって袋が足りなくなってしまうときだ。たまに利用するから枚数も少なく、抵抗もなく支払う。行くたびにCOOPに行く人を見ていても、一人で何枚も利用する、何十回、何百人のその風景を目にしてきたが、5円を投入する人を見かけたことは未だ且つてただの一度もない。

このようなモラルの欠如した人間と同じ町で生活している我が身が情けなく感じる。スタートはサービスで始まったものだが、今となっては過剰サービスになる。レジ袋の削減は店側だけの問題じゃない。各自が自分の袋を用意すれば何も不自由しないで快適な買い物ができるはずだ。

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