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2007年6月18日 (月)

赤ちゃんポスト「こうのとりのゆりかご」にさらに男児が

毎日新聞(6/17)から
熊本市の慈恵病院(蓮田太二理事長)が設置した「こうのとりのゆりかご」に今月15日、生後数カ月の男の乳児が預けられていたことが関係者の話で分かった。ポストに預けられた子供は、運用開始以来3人目となった。今月12日にも乳児が預けられており、いずれも男児で、いずれも健康状態に問題はないという。12日に預けられた男児は、おもちゃも一緒に置かれていたという。

今回の預け入れについても、病院や熊本県、市などは事実関係を公表していない。親が名乗り出ない場合、男児は児童相談所を通じて乳児院で保護される。理事長は「報道で子供が特定されると、その子が差別の目で見られる」と公表しない理由を説明したが、熊本市にあわせ「年一回、件数のみ」としている情報公開の基準については、再検討も含め考える方針を示した。今後の運用についても「続ける価値はある。スタートしたばかりで結論を出す段階ではなく、最低一年は見守りたい」と述べた。

《一カ月あまりで3人の乳幼児が預けられたが、いずれも男児だ。女性の生涯出生率が下がると同時に、産むなら育てやすく家の手伝いをしてくれる女の子、との男女産み分けの考えも強い。憶測になるが、これからも捨てられるのは手のかかる男の子が中心になるだろう。遊び半分で性交渉をもち、未成年で妊娠、経済的困窮では育てられるわけがない。特定できない父親、行方の知れない男性など。或いは再婚を焦って子づくりしたが、男に逃げられる。ポストの運用開始以来、「先ず、相談を」とはいうものの、今月の7日までに慈恵病院にかかった電話は100件近くもあったという。

理事長がいうように、まだスタートしたばかりだ。しかし、開設してすぐ想定外の幼児が入れられるような育児責任放棄の問題を提起された。このところ毎日のように親の子殺し、遺棄、虐待が報道される。最近の虐待で多いのは男と分かれた女性が次の男と同棲を始め、自分達の生活に子供が邪魔になり、男が、或いは実の母までがわが子を虐めるケースが目立つ。余りに気軽に次の伴侶を求める傾向があるのではないか。現在の世の中は、離婚した女性に極端に同情を寄せる。原因はすべて男の側に存在したかのような錯覚から、離婚に到った結婚生活から何も学んでいないようだ。そして前よりもさらに悲劇の度を増すような男と住むようになる。

今どきの人間、男も女も辛抱することを知らないが、結婚生活に辛抱や我慢は当たり前のことだ。それを乗り越える手前で、ああ嫌だ、となっている。確かに今の日本には男が余っている。それでも、選り取り見どりで一緒になったのでは同じ失敗を繰り返すだけだ。そして、何よりも遊び半分で捨てることになる子供は作らないことだ。》

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» 赤ちゃんポスト…出来れば使われて欲しくないけど…。 [ぷにっと囲碁!なブログ 〜囲碁とほっぺたが大好きな人の日々のつぶやき。〜]
■「産む」は出来ても「育てる」が出来なかった人々 asahi.com:「赤ちゃんポスト」設置めぐり国と協議へ 熊本市長?-?暮らしhttp://www.asahi.com/life/update/0221/012.html  乳児が捨てられるなどして命をなくすのを防ぐため熊本市の慈恵病院が計画している「赤ちゃんポスト(こうのとりのゆりかご)」をめぐり、設置許可の是非を検討している同市の幸山政史市長は22日、厚生労働省に出向いて法解釈や法整備などについて見解を求める。幸山市長は21日、取材... [続きを読む]

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