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2007年4月 7日 (土)

親のこころ 子知る・・?

Sweetpea2 真っ白なスイートピー
 別名 麝香豌豆
(馥郁とした、とにかくいい匂いだ)
 マメ科の植物だが
 観賞用に栽培されている
 花言葉:門出、思い出、別離など

すでに入学式の終わった大学、これからの大学、みなが思い思いの教育の場に、希望を抱いてゲートをくぐることになる。格差社会に揺れる中とは言いながら、楽に高額授業料が出せ、高級住宅に住み、或いは部屋が借りられ、充分な小遣いが手にできる家庭の子女には関係のない話になるけれど、一般の家庭の経済状態は、苦しいらしい。らしい、と書くのは学費は自分の体で稼ぎだし、安アパートの3畳、4畳半部屋で自炊し、痩せ細り、休学しながら何年も掛けて大学を卒業できればよい、休学のまま復学できず、労働者となっていく人間のいた時代を見てきた世代には、齧ると出てくる金蔓の、親の脛があるだけ羨ましい。

親はどこまでが親の責任と感じているのか知らないが、ハタチを過ぎた息子、娘にまで苦しい中から十分と言える援助をすることはない。現在話題になっている国民投票も、投票権を18歳という年齢にまで下げて、投票させようとしている。いずれ国会議員選挙の投票も18歳に下げられる時代が来ると思う。ということは立派な大人としての扱いがされるようになる。親の庇護下にあるとはいえ、大学生にもなれば小遣いぐらい自分で稼ぐことができなければ、生きていけまい。往時の大学生で最も多くいたのが家庭教師だった。と書いてみたが、しかし、ちょっと待てよ。現在のように小、中学生並みの大学生の多い時代だ。とても家庭教師が勤まる人材はそう多くはいまい。やはりここは痩せた脛でも親のお情けに縋るよりないだろう。

【閑話休題】小、中学生並みに言うけれど、この四字熟語の意味は、“ちょっと休憩”じゃないよ。これからいよいよ“本題に入ります”よ、ということだからね。

毎日新聞(3/20、4/1)から
首都圏の私立大学・短大に昨春入学した子供を持つ家庭の入学費用の平均借入額が初めて170万円に達したことが、東京地区私立大学教職員組合連合(東京私大教連)の調査で分かった。このうち自宅外通学者を持つ家庭の借入額は207万円となり、過去最高を更新した。一方で仕送りの月平均額は初めて10万円を割り込み、私大生を抱える家庭の厳しい台所事情が浮き彫りになった。

調査は85年度から毎年実施。今回は昨年5〜6月、1都4県(栃木、埼玉、千葉、神奈川)の計20大学・短大に進学した学生の保護者を対象に郵送で行い、3万2000世帯のうち4054世帯(回収率12・7%)から回答を得た。
 ♦自宅外通学者を持つ家庭でみると、初年度にかかる費用は前年比0・9%減の平均307万2420円だった。
しかし、93年度から調査項目に追加された入学費用の銀行その他からの借入れは30・8%(平均207万円)の世帯に上り、3世帯に1世帯は借金をして子供を大学に通わせている状況だ。
 ♦自宅通学者の家庭でも25・2%の世帯が平均138万9000円を借入れていた。
自宅通学と自宅外通学の平均借入額は174万3000円となり、過去最高を更新した。

また、1カ月の仕送り額(昨年6月時点)は6年連続の9万9200円にとどまり、調査開始以来初の10万円割れとなった。家賃平均を除いた生活費は3万9100円で、1日当たり約1300円で生活している計算になる。受験から入学までの費用の負担感について、89・7%の世帯が「たいへん重い」「重い」と回答した。

もう一つ別のデータを。全国大学生協連合会(加盟229校)は1963年からほぼ毎年「学生の消費生活に関する実態調査」をしている。これにょると、親からの仕送りの月額平均は70年以降96年までは右肩上がり(約2万から10万円弱)だが、その後は下降傾向になっている。バブル崩壊後もしばらくは、上がり続けており、同会広報担当は、「親は自分の生活が苦しくなっても、子どもへの仕送りは、減らせなかったのではないか」とみる。
一方、親の生活で支出のトップは居住費で、86年にそれまでトップの食費と逆転した。80年当時、マンション住まいは2・9%だったのが、06年には29・8%になり居住費が高額になっていった。携帯などの電話代は06年が月5860円だったのが、メールの普及や割引き制度の恩恵で、00年からは4割も減ったという。

仕送り額はここ数年、下降傾向にあるが、ぎりぎりのところで子どもを支えているからこそ、親は収入の減少に伴って仕送りも減らさざるを得ないのだろう。

親にそこまで苦しい思いをさせてまで大学は行くところだろうか。上のような一日1300円で生活しているような学生はおるまい。アルバイトや別収入のことに触れられていないから勝手な想像になるが、1300円で携帯片手にのんびりと生きられるわけがない。一日二食で、いや、一食で我慢してもいまい。コーヒーも飲めまいし、デートなどもっての他だろう。とても信じることのできるデータではない。結局頼るのは親になる。親は「重い、重い」負担と言いながらも骨や身を削る。親バカに支えられて子どもはのんびりと学園生活を送る。それでどこまで子は親への感謝の気持ちを持っているのだろう。

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