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2007年3月15日 (木)

子どものパソコン・保護者による制限

携帯の機能が追加されるごとに悪用のされ方も多様になってきた。子ども同士のいたずらや、誹謗中傷、いじめ、盗撮、出会い系サイト、援助交際に売春など、監督責任のある親が子どもの「人権」などと口も出せず、恐れる親をしり目に子どもは野放図に使い放題だ。一方、携帯以上に豊富な情報量を持つパソコンが、携帯の二の舞いを踏まないよう、何とか親、保護者の不安を解消しようと、遅まきながら対策を講じたのがウィンドウズビスタの制限機能になった。

昨年2007年1月30日、全世界で発売されたマイクロソフト社のOS(基本ソフト)ウィンドウズビスタには、子どもに有害なサイトを見たり、ゲームに熱中し過ぎないための、保護者による子どものパソコン利用規制機能が付いている。ドライブを暗号化することで機能選択が可能になるのだが、従来のXPにも搭載されていたFES(暗号化ファイルシステム)に加えて、ビジネス向け上位機種、家庭向け・ビジネス向けの全機能を搭載した最上位機種につけられる BitLocker と呼ばれる暗号化システム機能とに分かれる。

ビスタは従来機種Windows XPの後継機で、一般家庭向けや企業向けなどに機能の異なるエディション(種類)が8つ(日本発売は6つ)あり、Windows史上で最も種類の多いバージョンとなっている。

子どもがどのようにパソコンを使用しているのかをチェックしようにも、パソコンにアレルギー状態の保護者はまだまだ多い。どこにでも持ち運べる携帯電話と同じように、家庭内でも子どもに個室を与えるのが常識のような現在の日本の家庭環境では、パソコンの使用に関して親の目が届かなくなることが普通だろう。それにパソコンの使用を制限しても、携帯電話が放任では片手落ちだが、それでも保護者は安心なのだろうか。とにかくその制限機能を眺めてみよう。

保護者による制限機能には次の5つがあるが、前提として、まず保護者自身が管理者としての権限(ユーザーアカウント:利用者として登録すること)を持つことが必要になる。利用者としての登録が終わると続いて子どものための標準ユーザーの登録をし、制限する内容を設定することになる。

♦ ビスタの専用Webフィルターを使ってインターネットで見られるサイトを制限する。中を二つに大別することができて、一部に制限(許可したサイトだけ、或いはOSの自動判断に任せる)か、全てを制限するかが選べる。勿論有害なエッチ画像、違法画像などの取込みの禁止もできる。
♦ パソコンの使用時間を決められる。日、曜日、午前・午後などの時間帯と長さなど、細かく設定することができる。
♦ ゲームは「レーティング」(審査団体が決めた年齢規制)により年齢相応(暴力や性表現など)の内容、国別の規制が選べる。
♦ 使用するソフトを制限する。ウィルス感染で情報の流出などが心配されるソフトを使えなくできる。
♦ パソコンをどのように使用したか、誰とメールのやり取りをしたか、どのようなサイトを見ていたか、などがレポートされる機能がついている。

機能は盛り沢山でも、指導、管理する親の側がパソコンに無知では役にたたない。設定した内容が守られているか、知られてはならない親のアカウント(IDやパスワード)が子どもに知れて、勝手に設定変更していないかチェックできなくては機能したことにはならない。逆に、子どもの成長に応じて設定変更してやることも必要になって来ると思われるが、時に応じた保護者の監視は欠かせない。しかし、

モラルも常識もなくした親の溢れる世の中だ、子どもだけに清く正しく、を押し付けるのも可哀相な気もするが。


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