« 続・離婚後300日以内は前夫の子 | トップページ | トイレットペーパー »

2007年1月13日 (土)

世継ぎ問題

紀子さんが坊や(悠仁くん)を生んで、ばったり日本の天皇の世継ぎ問題が要人や有識者と呼ばれる人や、マスコミの口に上らなくなった。いま治まったかに見える世継ぎ問題は、いずれ遠からず取り上げなければこれからもついて廻る。大勢の女を侍(はべ)らせて、男がうまれるまでせっせと励んだ天皇の性事(まつりごと)は、疾うに不可能な世の中になっている。世の中には男が生まれない、或いは女が生まれない夫婦は幾らでも存在する。しかし、現代医学で男女生み別けは(私個人は悠仁くんもその例だと思っているが)、十分に可能だから、タイミングさえ逸しなければ何も心配はないのかも知れないが、動物の摂理からすれば、懐胎は自然のままがいいのに決まっている。その結果が男になろうが、女になろうが、生まれるまで知らないが良い。そこで現在の皇室典範が定める天皇の世継ぎ問題となるのだ。男女平等の世の中、私はすでに歴史上にも存在する女性天皇や、女系天皇が今後生じても何ら不都合はない、と主張して来た。

同じようにヨーロッパで王室制度をとっている国のうち、王位継承に男子優先を守って来た数少ない国の一つスペイン王室にも変化が起きようとしている。来年春に憲法を改正し、男女平等の実現に動き出そうとしている。現在の皇太子夫妻の間の第1子(レオノール王女)が将来の女王となる可能性が高まっている。

スウェーデンやオランダなどでは王位継承権はすでに男女平等となっているが、スペインの現行憲法では「姉がいても長男が王位継承の最優先権を持つ」と規定されている。左派社会党のサパテロ政権は05年3月、「男子優先廃止」とする憲法改正案を発表した。右派の野党・国民党も憲法改正に同意を示しており、政府が来年3月の総選挙に合わせて改憲案を提出すれば、手続きはスムーズに進むと見られている。憲法の改正には複雑な手続きを必要としており、
1. 上下両院の3分の2以上の賛成
2. その上で議会を解散し総選挙
3. 新議会の3分の2以上が改憲案を支持
4. その上で国民投票を実施する
というものである。国民投票は総選挙から半年以内に行われるとみている。

現在、皇太子妃は第2子を懐胎しているが、5月に誕生予定のこちらも女児と発表しているが、「レクトゥーラ」誌で33年間スペイン王室を担当して来たハビエル・モンティーニ前編集長は「たとえ男児が誕生しても改憲の流れは動かなかった」と断言している。

サビノ・フェルナンデス・カンポス元王室長も「たとえ第2子、第3子に男児が生まれても、男女同権の意識が強いヨーロッパの中で、男子優先への固執は無理だろう。王室が古い体質では世論の支持を失い、王室の存続自体に疑問を投げかけられかねない」と話す。

ピカソに「ゲルニカ」を描かせ、カザルスをして国を捨てさせた独裁政権を築いたフランコの独裁体制の「後継」として復活した経緯もあり、左派政権下で反フランコ・ムードが強い現在、スペイン王室は国民に近いというイメージを持ちたいとの思いが強いようだ。

参照「それほど慶ばしいこと?」06/09/16

|

« 続・離婚後300日以内は前夫の子 | トップページ | トイレットペーパー »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107998/13480963

この記事へのトラックバック一覧です: 世継ぎ問題:

« 続・離婚後300日以内は前夫の子 | トップページ | トイレットペーパー »