飲酒運転 その後
今年も夏と冬が競演している
さすが朝顔は 早朝は寒そうだ
いじめ、自殺、子殺し、お手盛り教育基本法改正案の衆議院通過。民主主義の原則は“会議に出て意見を述べること”という政府の意見。ちょっと待て、最初からこの国会、安倍の好きな‘愛国心’にも触れず、教育の国と地方の役割などなど、碌に審議もしないで無理矢理党利党略で通過させようとの魂胆が見え見えだった。、結局勝手な言い分で、数を頼みに無理矢理通過させた。目の前には教育行政の信頼に係わる問題が幾つもあるのを無視するように、民主党ほか野党議員欠席のまま通す無茶を敢えて侵した。今度の内閣、誕生から危険な雰囲気を内包していた。北朝鮮を仮想敵とすることでナショナリズム色を強くし、教育における戦時下への後戻りを始める危険を孕んでいた。心配していたことが現実に起ころうとしている。放送権の自由を侵したり、憲法の改正(悪)に手を染めようとするのもその一つ。
このように、次々に起こる問題に、このところ陽の目を見ずに、忘れがちになった酒飲みによる自動車事故。しばらく振りに記事になった。
警視庁は15日、10月の飲酒運転取り締り結果を発表した。全国の警察は酒酔い、酒気帯びなど飲酒運転で8749件(前年同月比23・4パーセント減)を検挙した。そのうち逃走の恐れがあるとして515人を逮捕した。ほかに飲酒運転幇助、教唆容疑で同乗者ら47人を検挙した。飲酒運転による死亡事故は25件(前年同月より26件減)
飲酒運転の内訳は
酒酔い運転が113件
酒気帯び(行政処分点数 13点 4271件
〃 (行政処分点数 6点 4365件
これで減ったという、毎日全国の何処かで平均で280台以上の酔っ払いの車が道路を走っているのだ。特に多かった大阪が681件、沖縄662件、東京都544件、神奈川544件・・と続いている。ボジョレヌーボも試飲会に配慮してみたり、年末に向かって飲酒運転への警告を刷り込んだチラシを作ってみたり、気を配っているようだが、役には立つまい。それほど酒飲みは協力的じゃない。忘年会、つづく新年会、うなぎ上りに禁を侵す奴らは警察を手こずらせるだろう。
調査は10月5日〜15日、全国の成人男女3000人を対象に、面接方式で実施し、1704人(回収率56・8%)から回答を得たものだ。 それを元に内閣府が16日発表した「交通安全に関する特別世論調査」で、飲酒運転への罰則強化を求める人の割合が72・8パーセントに上り、世論が厳しい目を向けていることがデータで裏付けられた。ただ、運転者への酒の提供など間接的に飲酒に関与した人への罰則強化を求める人は4割台にとどまり、直接の飲酒運転に比べると緩やかだった。
飲酒運転の質問では、罰則を強化すべき対象を7つの選択肢から複数回答してもらった。
飲酒運転をした運転者 72・8%
飲酒運転で交通事故現場から逃走した場合 67・2%
一方、
飲酒運転の車に同乗した人 44・1%
運転者に酒を提供した人 43・0%
と、ドライバー以外の罰則強化は割合が低く、
「今のままでよい」との回答も8・5%あった。
道交法では、酒酔い運転には3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科される。より悪質な運転で刑法の危険運転致死傷罪が適用されれば、死亡事故は懲役一年以上20年以下、負傷事故は同15年以下となるが、後を絶たない飲酒運転に罰則強化を求める声が強まっている。
それでも日本から飲酒運転がなくなることはないだろう。
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